博多阪急英国フェアへ行ってきた
10月3日から開催の博多阪急英国フェア2023の潜入レポート情報です!
いつもUK Walkerをご覧のみなさまはご存知のこと(と期待)ですが、UK Walkerでは英国製陶器、テーブルウェアのエマ・ブリッジウォーターを販売しています。今回、博多阪急英国フェアにも出店していて、そのついで(!?)にフェアの情報をお届けしようと、急遽コラムにまとめました。
会期もあと2日ですが、コラムをご覧いただきご興味をお持ちいただいた方は、ぜひ英国フェアを覗いてみてくださ~い。
博多阪急英国フェア2023のテーマは『特別な日のAfternoon tea』
「英国の人々にとって、アフタヌーンティーは家族や大切な人との会話を楽しむ特別なひとときです。」そんな、思いをテーマにした今年の博多阪急英国フェア。今年もイギリスからスコーンやパイ、フィッシュアンドチップスの職人さんたちが招聘され、現地の味をここ博多でふるまわれています。
依然日本では人気のスコーン、今回の英国フェアの目玉で2023年『トラディショナル:アフタヌーンティー大賞』を受賞の”マンダリン オリエンタル ロンドン ハイドパーク”は連日長蛇の列。
英国在住料理研究家で我らがUK Walkerライターのエリオットゆかりさんも、英国パイ協会主催『パイアワード』2023年チャンピオンの「ブルックルビーズ・パイ」の作りに奮闘中でした。
楽しいお店が盛りだくさん!
独断と偏見でお店を紹介してしまいます…
とっても素敵なみなさんが、とっても楽しい商品を扱っておられますよ。
写真で紹介する英国フェア、とくとその様子をご覧あれ。
英国を代表するグルメやスイーツのかずかず
冒頭でご紹介したスコーンやパイ。ほかにも魅力たっぷりのお店がラインナップ。
北ロンドンのベーカリー「ダンズベーカリー(DUNNS Bakery)」と熊本の「トミーズ ショートブレッドハウス」のコラボレーションが、昨年の英国フェアに引き続き今年も実現。笑顔が素敵なトミーズオーナーのウイルソンユキさん。
カメラを向けるとダンズベーカリーのジンジャーブレッドを片手ににっこりと。
「ダンズベーカリー」では、今年はターンオーバーを楽しめます。
美味しそうなアップルやルパーブ&ストロベリー、レモンカード&カスタードのターンオーバーが並んでいます。
スコーンやパイが焼きあがる時間には、英国フェアの会場内にあま~い香りや香ばしい香りが漂ってきます。そんな中、ひときわ”ザ・イギリス”を感じさせるフィッシュ&チップスの香りが会場内を・・・。そう、今年は2023年『ナショナル・フィッシュ&チップスアワード』を受賞した「ホワイトヘッズ・フィッシュ&チップス」のお二人が来日です。
みなさん気軽に写真撮影でポーズを決めてくれました。ジョシア・ホワイトヘッドさん(左)とジェームス・スミスさん(右)
やはり人気のフィッシュ&チップス、すでに完売のサインが・・・
「ダンズベーカリー」のもう一方の向かいには、2023年のノース・オブ・イングランド部門のブッチャー・オブ・ザ・イヤーに輝いた「リッシュマンズ(Lishman’)」のお肉屋さん。おすすめはソーセージだそうですが、やはりハニーマスタードハムの塊はインパクトがあります。ハニーマスタードハムもとっても美味しくいただきました。
ハニーマスタードハムを手にするマシュー・アンダーソンさん!
英国ではやっぱり外せない 紅茶!
今年のテーマは特別な日のAfternoon teaだけあって、フェア会場内には”TEA STREET”と名付けられた通りが設けられています。かくいうエマ・ブリッジウォーターも紅茶を扱うショップさんと、その”TEA STREET”を挟んだ逆側に位置しています。
多くの紅茶を扱うショップが並びますが、それ以上にお店を訪ねるお客様の多いこと。毎日多くの方々が紅茶を試飲し購入されているのを拝見しています。日本にも、紅茶を味わう文化が根付いているのでしょうね。英国ファンサイトのUK Walkerとしても、とっても嬉しい限りです。
今回、”TEA STREET”の一角で「Tea School Pure Rose」を主宰する砂川純子さんが紅茶の選び方のセミナーが開かれていました。残念ながら1日5回開催のセミナーも、早々に予約でいっぱい。本当に多くの紅茶が英国フェアにもならんでいて、なかなか自分にあった紅茶を見つけるのが難しいかもしれませんね。
次に機会がありましたら、ぜひお話しを聞いて自分にあった紅茶の選び方を学んでみてはいかがですか。
英国フェアでいつも列ができる人気の紅茶の一つ、リントンズ。
今回は、7,500円以上の購入でプレゼントされるオリジナルのデザインバッグを持った方々をよくお見かけました。う~む、リントンズさん人気を再認識したものでした。
英国フェアと言えばビンテージやアンティーク!
博多阪急英国フェアで、エマ・ブリッジウォーターの両側のお店がビンテージを扱うお店。
普段使いのマグカップでおススメしているエマ・ブリッジウォーターのマグカップですが、英国調の繊細なデザインのカップアンドソーサーやプレートもとっても魅力的。当然、英国ファンの多くのお客さまも両隣りのお店を覗いていかれます。
お隣りから品々を眺めているだけでもとっても楽しめます。
銀座に店舗を持ち英国のビンテージ食器を多数扱う「UKストアルーム」。
毎回、多くの繊細で華麗なカップアンドソーサーやプレートを眺めていると、ついつい時間を忘れてしまいます。
ロイヤルドルトン製ブランブリーヘッジの四季シリーズのプレートやカップはとっても人気でした。
UKストルームさんと逆隣りのお店が奈良から出店する「MLPショップ」。
こちらは食器以外のビンテージ、アンティークを取り揃えていて、またまたこちらもとっても魅力的。
じ~っくりと眺めていると、ホントに時間があっという間に過ぎてしまいそう。
両隣りが楽しいお店で助かりました(笑)
”推し”は隠れた英国フェアのグルメ、スコットランドのスモークサーモン
英国フェアや英国展の食品と聞くと、ついついスコーンやショートブレッド、パイ、フィッシュアンドチップスなんかをイメージしてしまい、最初にスモークサーモンって聞いた時には”えっ、英国フェアでスモークサーモンなの?”って考えてしまったのですが・・・(私だけ?)
ホンダシーフーズ株式会社の遠藤営業部長にスコットランド北部の島、北ウイスト島の「ヘブリディアンスモークハウス」のお話しを伺い、試食のサーモン(美味い!)をいただくうちにその魅力にハマってしまいました。
ビート(泥)を使ってスモークした香りがたまらないサーモン(一番左)、美味しさは格別です。
もちろん、サバのスモークなど他にも美味しいスモークが勢ぞろい。
ちなみに、以前スコットランドの北方の島々、ヘブリディーズ諸島をご紹介したコラム(辻丸純一さんコラム『写真で巡るイギリスの旅~スコットランドの島々とハイランド~』)を思い出しました。「人も殆ど住まないアウター・ヘブリディーズ。ヘブリディーズ諸島は、スコットランド本土の険しい西岸に沿って北大西洋にひろがる180以上の島々で構成される。イギリス地図の上部左側に描かれている島々である。」
良かったらこちらのコラムもご覧ください。
そんなヘブリディーズ諸島のアウター・ヘブリディーズにある北ウイス島。その北ウイス島のヘブリディアンスモークハウス社で作られるスモークサーモンを味わうと、行ったことのない(笑)風光明媚なヘブリディーズ諸島の風景が頭に浮かんでくるようでした。
遠藤部長とのお話しの中で、(うらやましいと思いつつ)スコットランドの北ウイスと島には買い付けも必要でしょうし、よく行かれるんですよね?とお尋ねすると、「いや~、本当は行きたくないんですよ。行くと素朴な島で丹念に作りこんでいるスモークサーモンをみると、少しでも高く買ってあげたくなっちゃうんですよね」と、笑いながら語ってくれました。
そんなスモークサーモン、売り場で提供してくれているサーモンをいただいてみましたが、本当に美味しいスモークサーモンでした。
試食OK!これはUK Walkerの推しです!
(毎回企画されている方は大変なご苦労かと思いますが)英国フェアでは毎年違ったテーマをもって、新しい英国の文化や食の情報を提供いただき、とっても楽しみにしています。
博多もあと数日、10月8日(日)で終了。次は大阪へ移り、阪急うめだ本店で10月11日(水)から23日(月)まで13日間の日程で開催されます。
この機会に新しい英国に触れるため、英国フェアへぜひお越しください。
UK Walkerも、エマ・ブリッジウォーターでお待ちしています!