ビートルズファン必見のスポット10選!【ロンドン版】

イギリスが生んだ世界的な人気ロックバンド「ビートルズ」。1970年の解散から50年以上経った今でも世界中のファンの心を掴んで離さないビートルズ。そんな彼らがもっとも活躍したロンドンには、スタジオ・自宅・ロケ地など、ビートルズゆかりの地がたくさん残っています。
そこで、今回はビートルズファンなら必見のスポット10箇所をご紹介します。

アビーロード横断歩道
Abbey Road Crosswalk

アビーロード横断歩道

ビートルズ好きにはたまらない聖地『アビーロード』。ビートルズの4人が並んで横断歩道を渡っている姿が印象的なアルバム『アビーロード』のジャケット撮影がおこなわれた場所です。
このアビーロードは、ビートルズが解散して50年以上経った今でもビートルズファンを中心に世界各地から観光客が訪れ、ジャケット写真の真似をして写真を撮っています。道路の両脇の黄色いランプの付いたポールは「歩行者優先」の印で、歩行者が合図すれば必ず車が止まってくれます。
アビーロード・スタジオとショップも横断歩道の目の前にありますので、ぜひ一緒に訪れましょう。

住所: 3 Abbey Road, St. John’s Wood, London NW8 9AY

アビーロード・スタジオ&ショップ
Abbey Road Studio & Shop

アビー・ロード・スタジオ&ショップの正面
© AleksandrFaustov | Dreamstime
アビー・ロード・スタジオ&ショップの内部

「アビーロード横断歩道」と並んで、ファンにとっては必見の「アビーロード・スタジオ」。ビートルズが数々のヒットアルバムを録音したこのレコーディングスタジオは、1931 年に「EMI スタジオ」として設立されましたが、『アビーロード』のヒットにより現在の名称に変更。
現在もスタジオとして利用されているため、一般人は基本的に中に入ることはできませんが、その隣には「アビーロード・スタジオ&ショップ」があります。他のお店では手に入らない限定グッズも多数あるため、ビートルズファンの方はぜひ足を運んでみてください!

https://www.abbeyroad.com/
住所: 3 Abbey Road、St.John’s Wood、London、NW8 9AY

ロンドン・ビートルズ・ストア
London Beatles Store

ロンドン・ビートルズ・ストアの正面
© Tinamou | Dreamstime

ビートルズに関するグッズが欲しいのなら、まずここを訪れてみてください。ずらりと並んだTシャツ、様々な絵柄のマグカップ、書籍類もあればアクセサリーも。ロンドンで一番大きなビートルズショップです。

https://beatlesstorelondon.co.uk/
住所:231/233 Baker St. London, NW1 6XE

メリルボーン駅
Marylebone Station

『ビートルズがやって来るヤァ! ヤァ! ヤァ!(Hard Day’ s Night!)』のロケ地、ボストンプレイス
「ボストンプレイス(Boston Place)」
『ビートルズがやって来るヤァ! ヤァ! ヤァ!(Hard Day’ s Night!)』のロケ地、メリルボーン駅
「メリルボーン駅(Marylebone Station)」

1964 年公開の映画『ビートルズがやって来るヤァ! ヤァ! ヤァ!(Hard Day’ s Night!)』のロケ地です。
オープニングシーンでジョージとリンゴが転んでしまったのが、メリルボーン駅横の通り「ボストンプレイス(Boston Place)」。
そして、メリルボーン駅では、4 人が1 番線に止まっている電車に駆け込むシーンが撮影されました。

住所:ボストンプレイス Boston Pl, London NW1 6ER
住所:メリルボーン駅 Melcombe Place、Marylebone、London、NW1 6JJ

プリンス・オブ・ウェールズ・シアター
Prince of Wales Theatre

プリンス・オブ・ウェールズ・シアター
© Tktktk | Dreamstime

1963年11月4日、ジョン・レノンがエリザベス女王陛下の目の前でジョークを飛ばした、あの伝説の場所がここロンドンの「プリンス・オブ・ウェールズ・シアター」です。
それは王室臨席のもとで開催された「ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス」に、ロックバンドとしてビートルズが初めて出演した際、エリザベス女王陛下のいる客席に向かってこんな言葉を放ちました。

「最後の曲になりました。
 皆さんにも少し協力していただきたいと思います。
 安い席の皆さんは拍手をしてください。
 あとの方々は宝石をジャラジャラ鳴らしてください。」

ジョンはそう言ってから、笑顔でエリザベス女王陛下に一礼。
この大胆なジョークに、ヒヤヒヤの舞台袖をよそに場内は大爆笑!
そして当のジョン本人はドヤ顔です。
その時の映像はこちらの動画の 0:50 からご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=rvBCmY7wAAU

https://www.princeofwalestheatre.co.uk/
住所:Coventry St, London W1D 6AS

ポールが暮らしていた家

ポールマッカートニーが最近まで住んでいた家

アビーロード・スタジオのすぐ近くにある、ポール・マッカートニーの自宅。つい最近まで住んでいた家です。
スタジオのすぐ近くにあるため、レコーディング中はメンバーのたまり場になっていました。「ペニー・レーン」や「ヘイ・ジュード」はここで書かれたそうです。

所在地:7 Cavendish Avenue, St Johns Wood, London, NW8 9JE

ジョン・レノンとオノ・ヨーコが暮らしていた家

ジョンレノンとオノヨーコが暮らしていた家

ジョン・レノンが、恋人の日本人芸術家オノ・ヨーコと5ヵ月間(1968 年7~ 11 月)暮らしていたフラット。当時の部屋の所有者は同じバンドメンバーのリンゴ・スターで、それまでポール・マッカートニー、ジミ・ヘンドリックスらも住んでいたというミュージシャンの間では「有名なフラット」。

住所:34 Montagu Square, London W1H 2LJ

ブライアン・エプスタインの住居

ブライアン・エプスタインの住居

ビートルズを支えた名マネージャーであった、ブライアン・エプスタインの住居だった場所です。32 歳という若さで亡くなったのは、この建物の中。
ブライアン・エプスタインがこの世を去った1967 年8 月27 日、それは“ビートルズの崩壊が始まった日” とも言われています。

住所:24 Chapel St, London SW1X 7BY

チズウィック・ハウス・アンド・ガーデン
Chiswick House & Gardens

「彫像の広場」
「彫像の広場」
「植物園温室の中」
「植物園温室の中」

ビートルズの「ペイパーバック・ライター」と「レイン」のプロモーション・ビデオが撮影された場所です。1966 年5 月20 日にメンバーが演奏しているカラー映像が撮影されました。実は撮影の半年前にポール・マッカートニーは、バイク事故で前歯を折ってしまっていたため、歯を見せないように意識して歌っているのだとか。
その時の映像はこちら動画をご覧下さい。

ルーフトップ・コンサートが行われたアップル・レコード・ビル
Apple Record Building

ビートルズのレーベル『アップル・コア(Apple Corps)』の本社があったビル
© ClaudioCaridi | Dreamstime

ビートルズのレーベル『アップル・コア(Apple Corps)』の本社があった場所です。このビルの屋上は、1969 年1 月30 日にビートルズが伝説のゲリラライブをおこなった場所でもあります。思いつきで始まった生演奏は、集まったファンと騒音で警官が出動する騒ぎになり42 分間で中断されてしまいました。この『ルーフトップ・コンサート』は、事実上ビートルズの最後のライブ・パフォーマンスとなりました。
ここへ訪れたファンなら誰しもが「タイムマシーンがあったら、あの日この場所にいられたら」と思うのではないでしょうか。

そして、現在、ドキュメンタリー作品『ザ・ビートルズ:Get Back』(全3 話)が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて、2021 年11 月25 日・26 日・27 日に1 話ずつ配信開始されました。本作については、ビートルズにとって最後のライブとなった“ルーフトップ・コンサート”の模様が史上初ノーカット完全版を見ることができます。
これまでのイメージを覆す、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの深い絆。解散後約半世紀を超え、明かされる衝撃の真実とは……?

住所:3 Savile Row, Mayfair, London W1S 3PB

宿谷奈緒

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イギリスのロンドンを拠点とする旅行会社『旅ロンド』代表。 お客様のご要望を叶えるオーダーメイドの旅をご提供しています。 あなただけの特別な経験と時間を過ごし...

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