イギリスでグランピングを楽しむ Part.2《キャンプ料理編》
原始的でシンプルな冷蔵庫
今回はグランピング中の私の作ったキャンプ飯をご紹介したい。
前回の記事、『イギリスでグランピングを楽しむ Part.1《Facility(施設編)》』でもお話したが、テントには電気がない。冷蔵庫の代わりに、断熱効果のある木箱がテントの中にある。その中に保冷剤を入れて冷蔵庫として使用する。保冷剤はキャンプ場の共同施設にある冷凍庫の中にいくつも入っているのを毎朝取り替える。なんとも原始的ではあるが、これが想像以上に温度が低く、肉や野菜の鮮度を保つのである。箱の中に入っている食材を毎朝出して箱を綺麗にし、保冷剤を入れ替えるのが朝一番の仕事になる。
工夫いっぱいのキャンプ飯
キャンプ場に着いた初日が一番ワクワクする。
久しぶりに文明から少し遠ざかったシンプルライフの始まりだ。
キャンプに来たら豪快な料理が楽しい。
イギリスでは家族や年齢にもよるが、キャンプではバーベキューというのが一般的である。
初日はポークリブを事前に調理してきたのをバーベキューで仕上げるという簡単バーベキュー。
お肉料理には欠かせないサラダとピクルス。
お肉料理の時にはサラダにはこだわりたい。
最近私がはまっているのが中東発祥のタブレサラダである。
パセリやミントなどの香りの良いハーブと一緒に、キヌアやクスクス、きゅうり、玉ねぎなどを和えるサラダ。オリーブオイルとレモンがドレッシング代わりで、さっぱりした風味が楽しめ、後引く美味しさでもりもり食べられてしまうのである。
彩りもよく、ビタミンカラーのサラダはおしゃれに見えて、グランピングの食卓がグレードアップすること間違いなしだ。たっぷり入れるパセリとミントで香りよく異国の味を楽しめる。キュウリのピクルス、ハラペーニョ、玉ねぎの赤酢漬けなど、箸休め的に食べるものがあるとテーブルも華やかで楽しくなる。
具材を巻いて食べるソフトトルティーヤはすぐに温められて扱いやすい。薄いのであっという間に焼ける。お肉やピクルスなどを巻いて自分で作るのが手巻き寿司のようだ。サイズは小ぶりのほうが食べやすい。目先を変えるとバーベキューも更に楽しい。いつもと違った場所で食べる夕食メニューは変化をつけてとことん楽しむのが私流。
キャンプでのイギリスの朝食
朝一番をミルクティーで始める私。キャンプ中でもその習慣は忘れない。何度かこのキャンプを経験すると、よいところと前回の経験を踏まえて次回は持って行こうと思うものがある。
このテントには蒔をくべて部屋を温めたり、料理ができるストーブが設置されているが、温まるのにかなり時間がかかる。お湯を沸かすのに状況によっては30分以上かかる。そんな理由から今回はポータブルコンロを持参してしまった。グランピングというだけで本来のキャンプと比べるとかなり甘やかされた印象だが、更に楽な道を進んでしまった我が家のグランピング。
コンロのおかげでミルクティーはもちろん、朝食のクッキングもかなり時間短縮なのである。
イングリッシュブレックファーストもいいが、今回はベーコン、ソーセージ、目玉焼きの3点セット。調味料もキャンプといえども美味しく食べるためにトマトケチャップ、HPソース、マスタードを持参した。
最低限の調理器具でのクッキング。ちょっと不便な中でも料理が楽しいと思えるのは本当に料理が好きだから。
自然の景色や新鮮な空気の中でのグランピングは、心に残るこの夏の楽しいイベントになった。
》グランピングの魅力、施設紹介のPart.1記事はこちらからどうぞ
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