ロンドン発!こだわり素材のジャム、ロンドン・ボロー・オブ・ジャム”LBJ”
ロンドン・ボロー・オブ・ジャム「London Borough of Jam」
ロンドン・ボロー・オブ・ジャム、LBJはロンドンで人気のモダンブリティッシュレストラン、セントジョン「St John Bread & Wine in London」のペストリーシェフとして5年働いた経験のある、オーストラリア出身のリリー・オブライエンさんが2011年に創立したロンドン発のジャムブランドです。
![壁一面に並んだロンドン・ボロー・オブ・ジャムの瓶](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/09/pic1-1024x1024.jpg)
自然の素材を使用し、市販のペクチンを使わずにイギリス国内で手作りした少量生産のジャムを販売しています。
![壁の棚に並んだロンドン・ボロー・オブ・ジャムの瓶](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/09/pic2-1024x1024.jpg)
素材に拘ったジャム
LBJは素材や使う物の成分に拘り、常に4つ以下の原材料を使用し、乳製品は含まないヴィーガンのジャムです。果物の味に主体を置いているので、英国、フランス、イタリア、スペインなどで採れるヴィクトリアプラム、グリーンゲージ、ルバーブ、セルビアオレンジなどの季節の果物とカルダモン、カカオニブ、月桂樹、フェンネルの花粉などの珍しいハーブで果物の味を引き立てる手法が特徴的。
![市場に並ぶグリーンゲージとヴィクトリアプラム](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/09/pic3-1024x1024.jpg)
お砂糖も天然の生成されていない物を少量だけ使用し、市販のペクチンは加えず、果物本来の自然な甘さと味を生かしています。一般に流通している主要ブランドのジャムとの違いは季節の物を短い時間で少量生産することに拘ったジャムです。リリーさんは、「ジャムは通常、多くの材料を使用しないので、ジャムを作るのに一番好きなプロセスは外に出て時間をかけて材料を集めること。庭に出て今どんな植物が育っているかを見て色々な物を使ってみること!そしてその新しいフレーバーの組み合わせを考えた時の思い出が2年後にそのジャムの蓋を開けてトーストに塗った時に思い出される瞬間も好き」とジャムへの熱い思い入れを持って作っていらっしゃいます。
![シンプルなラベルの付いたLBJのジャムの瓶](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/09/pic4-1024x1024.jpg)
パンだけじゃない!ジャムの合わせ方
LBJのジャムは果物が豊富に使用されているので、トーストだけではなく色々な食べ物と組み合わせても美味しくいただけます。
![スライスしたサワードウブレッドと、JBJのジャムを塗ったサワードウブレッド](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/09/pic5-1024x1024.jpg)
アイスクリームやヨーグルト、グラノーラ、スコーン、ケーキはもちろん、チーズやローストしたチキンやお肉などとも良く合います。
![テーブルに並べたジャムの瓶とお勧めの食べ方がイラストされたポストカード](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/09/pic6-1024x1024.jpg)
LBJの中でリリーさんのお勧めはダムソン&ブラックペッパーだそうです。ダムソンプラムの酸味のある切れ味とピリッと効いたブラックペッパーが多様な物に合って万能だそうです。一番人気のある商品はルバーブ&カルダモンだと仰っていました。その他、セヴィルオレンジマーマレード&カモミール、レモンマーマレード&ヴァニラポッズ、貴重なフェンネルの花粉を使ったグリーンゲージ&フェンネルポレンなど変わった発想の組み合わせが人気の秘訣かもしれません。
![市場に並ぶダムソンプラムのかご](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/09/pic7-1024x1024.jpg)
イーストロンドン、ハックニー地区のショップ
ペイストリーシェフとして働きながらも常に何かクリエイティブな情熱を生かせる場所を模索していたリリーさん。2013年の夏にイーストロンドン、ハックニー地区のクラプトンに小さな物件を見つけ、わずか数週間後にはLBJのショップをオープンしました。
![LBJショップの玄関、ブルーにペイントされた外観](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/09/pic8-1024x1024.jpg)
ここはジャムショップでも家庭用品店でもギフトショップでも飲料品店でもコーヒーショップでも新聞スタンドでもなく、全部を兼ね備えた、何かプラスアルファーの、欲しい物だけを売るお店なのだとリリーさんは語っています。
![ショップ内、ジャムやトートバッグの載ったカウンターの向こうに立つ、オーナーのリリーさん](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/09/pic9-1024x1024.jpg)
ショップのロゴ入りオリジナルトートバッグ、Tシャツ
お店の名前を考えていた時に、偶然行った先の図書館の本に押されていた「London Borough of Hackney」(ロンドン自治区ハックニー)のスタンプからインスピレーションを受けて、「London Borough of Jam」はどうかしら?と思いつき、本のスタンプに見立てたロゴのデザインを作ったそうです。
![入り口横の壁に掛けられたLBJのロゴ入りトートバッグ](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/09/pic10-1024x1024.jpg)
キャンバス地にブルーのロゴが入ったお店のトートバッグは日本でも流行に敏感なお洒落な人の間で流行っているようです。
![ルバーブ&カルダモンのラベル柄Tシャツ](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/09/pic11-1024x1024.jpg)
ジャムのラベル柄のTシャツの展開もありますよ!
![壁に並べられたLBJの雑貨](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/09/pic12-1024x1024.jpg)
ロンドン・ボロー・オブ・ジャム~お店情報~
London Borough of Jam
住所:51D Chatsworth Rd, Lower Clapton, E5 0LH
営業時間:木・金・土 11:00~16:00
HP: https://www.londonboroughofjam.com
※日本では、『TEA & TREATS』さんが販売をされています。