大聖堂が素敵な街イーリー(Ely)でアンティークハントとティールームを楽しむ

大聖堂の街イーリー(Ely)

ロンドンから80マイル離れたイングランドの東部ケンブリッジシャーにある大聖堂の街、イーリー。

可愛らしいイーリーの街並み
イーリーの街並み
可愛らしいイーリーの街並み

イーリーはそのむかし川に囲まれた小さな島でした。その後、川や沼だった場所は干上がって牧草地に変わり陸続きになったため、現在では島ではなくなりました。以前このあたりが沼地だった頃はうなぎが豊富に捕れたそうで、「Ely」という名前の由来は、うなぎの「Eel」と、島という意味の「-y」が合わさって出来た名前と言われる説があります。

イーリーで人気の『ピーコックスティールーム』(Peacocks Tearoom)

イーリーの川辺にあるB&Bを併設したPeacocks Tearoomは紅茶協会のUKトップティールーム賞の受賞歴もあり、外まで行列が出来るほどの大人気のティールームです。

Peacocks Tearoomの外観
藤の花が咲くPeacocks Tearoom

店内は3つの部屋に分かれていて、各部屋のインテリアもとても可愛らしく壁や食器棚には食器やティーポットなどが素敵に飾られています。お天気の良い日はテラス席もオープンし、川を眺めながらお茶を楽しむのも素敵です。

Peacocks Tearoom内のお部屋
カップなどの雑貨が飾られた食器棚

私達が案内されたお部屋にはヴィンテージのオーブンキッチンがありました。

オープンキッチンのあるPeacocks Tearoomの部屋
ヴィンテージのオーブンキッチン

オリジナルティーのセレクションの中から選んだPeacocks Good Plain Teaは、アッサム、セイロン、ケニアの茶葉がブレンドされたストロングティーでミルクティーに向いたお紅茶でした。

Peacocks Tearoomの紅茶
濃いめのオリジナルブレンドティー

お食事は本日のスペシャルメニューからポテトとリークとスティルトンチーズのスープをいただきました。濃厚なスープにチーズスコーンが付いて、とても美味しくお腹も大満足。
そのほかクロックムッシュならぬCroque Milord (ミロードはイギリス貴族へ呼びかけるときの敬称)、Welsh Rabbit(Welsh Rarebit ウェルシュレアビットと書かれる事が多いけれどここではラビット!もちろんうさぎは入っていません)など、定番の名前とはちょっと変わってユーモアのエッセンスが効いたメニューから楽しく選びました。最初にぱっと見て気になったバナナベーコンメープルシロップサンドイッチは、名前の通りバナナとベーコンとメープルシロップの甘じょっぱい組み合わせのハーモニーがなんとも癖になるお味で美味しかったです。

Peacocks Tearoomで提供された食事
みんなで美味しくいただいたお食事

ウォーターサイドアンティークセンターでアンティークハント

ピーコックスティールームのすぐ隣にウォーターサイドアンティークセンターがあります。

ウォーターサイドアンティークセンター
アンティークセンター

1760年頃に建てられた古い建物を利用したアンティークセンターには約65店のアンティークディーラーの商品が3階のフロアーに所狭しと並んでいます。ディーラーによって扱う商品も様々でシルバーやジュエリー、食器、家具など見ているだけでもワクワクします。お値段もアンティークマーケットよりもお値打ちの物が沢山あるので、時間を忘れてお宝探ししちゃいましょう。

アンティークセンターの食器コーナー
アンティークセンターの食器コーナー

他にもイーリーの街にはチャリティショップが数軒あるので、チャリティショップでもアンティークハントを楽しめますよ。

街のランドマーク、イーリー大聖堂

イーリーという小さな街の名が知られているのは壮大な大聖堂があるからです。西暦672年に大聖堂の元となる修道院教会が聖エセルドデラによって建てられました。現在の建物になったのは1083年にさかのぼり1109年に司教管轄区として認められました。ロマネスク様式とゴシック様式が混在する大聖堂。

イーリー大聖堂
イーリー大聖堂の内部

その中でも一際目を惹くのがオクタゴンタワー。この八角形のドームのある塔は度重なる崩落ののちに再建されて出来ました。

イーリー大聖堂の内部で見上げた天井
下から見上げたオクタゴンタワーの天井部

ドームの天井画とまわりの天使の絵を間近で観られるタワーツアーがあるので事前に予約をして参加しました。細い狭い螺旋階段を上って行くとドームの部分に到着します。

イーリー大聖堂内部の階段
ドームへ続く螺旋階段

ドームを支えている木の柱は14世紀に建てられた当初の物がそのまま使用されています。石造りの部分と木造の部分が混在する内部の構造をガイドさんの説明を聞きながら観てまわり、更に大聖堂の素晴らしさを知る事が出来ました。

天使の絵が描かれている扉と14世紀から残っている木の柱
天使の絵が描かれている扉と14世紀から残っている木の柱

ドームの内側に描かれている天使の絵の部分は扉になっています。その扉を数か所開け放し天井画を至近距離から見せて頂けて大感激!

ドーム内に描かれた天使の絵
天使の絵

天使の絵もドーム下の部分のステンドグラスもとても素晴らしかったです。

大聖堂内部のステンドグラス
天井画とステンドグラス

ドーム見学後は更に狭い螺旋階段を上り大聖堂の頂上の外に出てイーリーの街並みや遠くの景色を一望しました。

イーリー大聖堂の頂上から眺める景色
イーリー大聖堂の頂上

イーリー大聖堂を眺められるティールーム、『アルモンリー』(The Almonry)でティータイム

イーリー大聖堂の内部を見学した後は、正面に回って外観を再度見学。

イーリー大聖堂の外観、正面
イーリー大聖堂の外観、正面

ゴシック様式やロマネスク様式が1つの大聖堂に混在した建築の外観は違いがはっきりわかり、とても面白い構造で見る角度によって全く違う建物に見えます。大聖堂は上から見ると十字架の形に見えるように建てられていて、先ほどの八角形のドームはちょうど十字架のクロスの中心になっているそうです。

イーリー大聖堂の八角形のドーム
右側に見えるのが八角形のドーム

そんな素敵な大聖堂を眺めながらお茶が出来るティールーム、The Almonryが大聖堂の敷地内にあります。

The Almonryティールームから眺めた大聖堂
The Almonryティールームから眺めた大聖堂

13世紀からこの場所でお食事を提供している歴史のあるレストラン&ティールームです。地元の食材を使った自家製のお料理が評判で、ホームメイドケーキにCathedral Date and walnut loaf、Almonry Lemon Drizzle cakeなど大聖堂にちなんだ名前が付いています。

大聖堂を眺めながらのティータイム
イーリー大聖堂を眺めながらティータイム

とても小さな街ですが見どころが沢山あり、何度も訪れたいと思える魅力がたっぷり詰まった素敵なイーリー。ロンドンからのアクセスも良いので是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

イーリーのお店・大聖堂情報

Peacocks Tearoom and Fine B&B
65 Waterside, Ely, Cambridgeshire, CB7 4AU
Tel: 01353 661 110
HP: http://www.peacockstearoom.co.uk

Waterside Antiques Centre
55a to 55b Waterside, Ely, Cambridgeshire, CB7 4AU
Tel: 01353 667066
HP: http://www.watersideantiques.co.uk

Ely Cathedral
Chapter House, The College, Ely, Cambs, CB7 4DL
Tel: 01353 667735
HP: https://www.elycathedral.org

The Almonry
Chapter House, The College, Ely, Cambs, CB7 4DL
Tel: 01353 666360
HP: http://www.elycathedral.org/visit/the-almonry-restaurant

Chako

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6年ちょっとの香港駐在を経て2013年より、夫と娘、19歳のダックスフンドとロンドンに暮らす。好きな事はお菓子作り、お料理、編み物、バレエ鑑賞、アンティーク...

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