It’s your city ロンドン ロンドン大学生活 Vol. 1

ロンドン市街

初めまして。 都内の観光関連の団体で広報の仕事をしています。今回はご縁をいただき、こちらのサイトに寄稿する機会をいただきまして、ロンドンで大学に入るまで、大学時代、卒業までの勉強やあれこれ、ロンドンの魅力を振り返ってみたいと思います。
今後、英国で進学を考えている方のお役に立てることがあればいいな・・そんな想いで綴りました。

1.初めての渡英

初めての渡英は高校生の時。「暮らすように旅するヨーロッパ」という見出しの旅雑誌や旅行パンフレットを眺めるのが好きだった中学生の頃。 西洋や異文化に対する関心があり、冬休みにロンドン語学学校+ホームステイ2週間のプログラムに参加しました。

機内からの風景

2.冷水シャワーの思い出

滞在先はロンドンの地下鉄ピカデリーラインのアクトンタウン近く。7歳の男の子と母親の2人暮らしでした。 ある日の夕方、お腹を空かせて学校から帰ってきた日のこと。キッチンからはいい匂いがしていました。 すぐ夕食かなと思ったら、「先にお風呂入って」とホストマザー。ところが、向かった浴室は凍えるほど寒く、シャワーはお湯が出ず、完全に冷水でした。そういえば、留学プログラムの注意事項に、「海外ではお湯が出ない時もある」 って書いてあったなぁ・・・ 泣きそうになりながら、1月極寒のロンドンで、冷水シャワーで凍えながら髪も身体も洗いました。
浴室から戻らないので心配したホストマザーは、ブルブル震えた私をみて大慌て。彼女は「お風呂に入って」 ではなく、「バスルームで手を洗って」 と言っていたのですね。 「バスルーム」の単語しか聞き取れなかった私は、バス=お風呂だと勘違い。7歳の息子は大笑いしていました。今考えれば、きちんと伝えればよかったですよね、お湯が出ないことを。 ろくにコミュニケーションも出来ず、心残りの2週間となりました。
行けば何とかなるは間違いで、英語で意思疎通ができないと、せっかくのホームステイも勿体無いのだと痛感しました。

3.ロンドンのホストファミリーは冷たい? ホームステイとフラットシェア

ロンドンストリート

当初、イギリスの田舎町と大都市ロンドンと迷ったとき、「ロンドンのホームステイはビジネスライクで(比較的)冷たいですよ」 留学カウンセラーさんの言葉でした。

ホームステイは国際交流のイメージもありますが、実際は空いている部屋を貸し出すビジネス。それはロンドンに限ったことではないと思います。 言語も文化も生活食習慣も違う他人同士が一緒に暮らすのだから、心地よく暮らすための不慣れなルールがあるのは当然で、その違いを楽しむ感覚と、配慮、リスペクトがあれば、楽しめると思います。それから、過度な期待はしないこと。 合う、合わないはありますし、散々な例外もありますが、その合わない感覚も大事で、自分や自国のことを客観的に考える良い機会になると思います。

わたしは、この高校生の時のロンドンでのホームステイ(2週間)、後に、米国シアトルでホームステイ(1年間)、そのあとロンドンでフラットシェア(6年間)をしました。 それぞれの良さがあったと思います。家族のように… という視点で振り返ると、米国シアトルでのアメリカ人宅でのホームステイは、年間を通して、ハロウィン、サンクスギビング、クリスマス、家族でキャンプに小旅行、様々な文化体験を経験させてくれ、家族の一員のように、温かく日々の暮らしを共に過ごさせていただきました。 一方で、ロンドンでフラットシェアしていた6年は、これほど多種多様な民族が世界中から訪れ、移り住み、そして去っていく街で、様々な国々の人との出会うことができるのが本当に面白い。 家に帰ればロンドンシティのインベストメント・バンクで働くイタリア人のフラットメイトがブラジル料理を作っていて、オーストリア人のヨガインストラクターがリビングでギターを弾いてる。 ITで働くインド人、シティで働くイギリス人、アメリカ人、クロアチア人、カフェ経営のトルコ人に、ダンサーのイスラエルやデンマーク人が週末には遊びにきて、彼らの国々のお酒や料理を試したり、2008年のリーマンショック前と後で、ロンドンでお金を稼ぐということ、などなど、様々に考えさせられ、今考えるとあまりにエキサイティングな年月だったのでした。

4.父の他界をきっかけに、人生を考えた

2週間のロンドン滞在から10年が経ち、父が他界したのをきっかけに、人生でどうしてもやりたいことを考えました。当時、海外を取り扱う部署に異動するにはTOEICのスコアで650点が必要でしたが、自分にはありませんでした。そんなことも重なって、猛勉強。思い切って退職し、渡米→米国シアトルでインターンシッププログラムに参加→英国で大学に行くことを決めました。再び、ロンドンへ。

Vol. 2 へ続く

Ekko

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こんにちは、初めまして!初めての渡英は高校生の時。その時から英国が好きで大学に進学し卒業。6年過ごしたロンドンは今も心の故郷。以来、毎年渡英しています。現在...

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