イギリスパブ気分「手作りクリスプス」
イギリスで愛されるクリスプスの存在
クリスプスとは日本でいうポテトチップス。
じゃがいもが主食のイギリスなので、じゃがいもを使ったスナックが人気なのも頷けます。パブでお酒と一緒に食べるおつまみとして売っていたり、スーパーではかなり広い売り場を占めています。
売られているものは一袋にたっぷりとクリスプスが入っているものもありますが、食べきりサイズの小パック(約25g前後)が6パック、12パック、24パックと大袋に入って売っていることもあります。24パックになると大量すぎて一般家庭で食べるというよりは業務用に見えてしまうほどです。それだけイギリスでは生活に密着したスナックと言っても過言ではありません。
こちらのランチセットと言えば、サンドイッチ、フルーツ、チョコレートバー、そしてスナック菓子というパターンが多いですが、そのスナック菓子にクリスプスが加わることもしばしば。
そしてこの食べきりサイズは小腹が空いた時の救世主とばかりに食べている人もよく見かけます。
バラエティー豊かなフレーバーと選べる食感
最近はフレーバーも増えてバラエティー豊かにお味を楽しむことができます。
塩味、チーズ&オニオン、ソルト&ビネガー、ローストチキン、パプリカ、海老のカクテルなど。クリスマス時期には大手メーカー主催のフレーバーのアイデアコンテストも開催され、選ばれたフレーバーが商品化されるという企画も過去にありました。
これからまだまだ新しい味が増えてきそうで目が離せません。
最近人気なのが厚切りタイプ。
それまでは大手メーカーの軽い歯ざわりのものが多かったのですが、味はもちろん食感も選べるようになりました。
私もどちらも好きなのでその時の気分で選んでいますが、最近はまっているのが自分で作るクリスプス。
ある時、家に買い置きしてあると思っていたクリスプスがないことに気がつき作りました。
食べきりサイズをその都度作るのはとても贅沢。
自分で選んだ食材なので安心で食べられますし、完成した時は手作りだからこそ得られる満足感に包まれます。
時間に余裕のある時はこんな形でおうち時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
クリスプス《レシピ》
材料 作りやすい量
じゃがいも 中2個
水 1リットル
氷 約20個
塩 小さじ2
揚げ油 適量
(味付け用)
塩 適量
黒胡椒 適量
作り方
- じゃがいもをスライサーでできる限り薄くスライスする。
- 大きなボウルにたっぷりの氷と水と塩と1を入れて30分しっかり冷やす。
- キッチンペーパーの上に2を並べて上からもう一枚のキッチンペーパーを乗せて水気をしっかり拭き取る。
- 高温(約190度)に熱した油の中で3~4分菜箸でかき混ぜながら揚げて、網じゃくしで取り出し揚げ物バットまたはキッチンペーパーの上に取り出す。
- 温かいうちに、塩、黒胡椒を4にふりかけ軽く揺すりながら馴染ませて完成。
ポイント
揚げかたが足りないとクリスプスのところどころがカリッとしません。2度揚げは焦げるので200℃に熱したオーブンで様子をみながらカリッと均等に火が通るまで再調理すると美味しく召し上がることができます。
基本のクリスプスがマスターできれば味付けは自由自在。
ドライパプリカ、セロリ塩、カレー粉、青のりと塩、ガーリックパウダーと塩、オニオンソルトなど。ハーブやスパイスを使ってオリジナルフレーバーも楽しめます。
ビールと一緒に
私の住んでいるバースにはBath Ales という醸造所があります。
引っ越して来てパブに行くとかなりの確率で可愛いウサギのラベルを見かけました。
それがGemというクラフトビールです。
フルーティーな中に少しキャラメルを思わせるような風味に感動しそれから大ファンになりました。パブではもちろんスーパーマーケットでも売られているので家でも飲むこともあります。
色合いもとっても綺麗で気分も上がるビールです。
これからビールの美味しい季節。
手作りクリスプスとクラフトビールでパブ気分で乾杯タイム楽しんでください。
英国No.1クラフトビール『パンク IPA』
BrewDog (ブリュードッグ) パンクIPA 瓶 [ インディアペールエール イギリス 330mlx6本 ]
残念ながら日本でバースのエールビールをゲットするのは難しいので、ブリュードッグ パンクIPA瓶をご案内します。
透明感のあるゴールデンカラー。ホップ由来のトロピカルやグレープフルーツのアロマが華やかに香ります。
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