『ディシューム』のボトムレスチャイでインディアンブレックファスト
ロンドン発、人気インド料理レストラン『ディシューム”Dishoom”』
2010年にコベントガーデンにオープンした『ディシューム』。1960年代のボンベイ(現在のムンバイ)でペルシャ系移民の間で流行っていた古き良きイラニカフェにインスパイアされたインド料理レストランです。オープンから10年以上経った現在でも入店待ちの行列が出来るほど大人気で、2023年現在はロンドンに6店舗、バーミンガム、マンチェスター、エジンバラにも支店が拡大しました。
![ディシュケンジントン店の店内](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic1-1024x1024.jpg)
インディアンブレックファスト”ビッグボンベイThe Big Bombay”
イギリスの朝ごはんと言って思い浮かぶのはイングリッシュブレックファストだと思いますが、『ディシューム』ではイングリッシュブレックファストをボンベイ風にインドのスパイスでアレンジした朝ごはん”ビッグボンベイ”がいただけます。
![インド風プレートに載ったインド風の朝食](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic2-1024x1024.jpg)
インド風スパイスでアレンジされたベーコン、スクランブルエッグ、ソーセージ、マサラビーンズ、マッシュルーム、グリルトマトなどをホームメイドバンズに挟んで食べるボリュームのある朝ごはんです。
他に朝ごはんメニューの中でお勧めは”キーマ・ペル・イードゥKeema Per Eedu”、鶏レバー入りのスパイシーなチキンキーマに半熟の目玉焼きと細切りのポテトチップスが添えられ、自家製の甘いパンといただくパワーブレックファスト。
![自家製パンの奥に器に入ったキーマや細切りポテトチップスが入ったキーマ・ペル・イードゥがテーブルに並ぶ](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic3-1024x1024.jpg)
パンケーキ風の”スウィートウッタパムSweet Uttapam Stack”は3枚重ねのずっしりとしたパンケーキに甘いヨーグルトとベリー、ココナッツフレーク、インドの自然糖から出来たジャグリーシロップの組み合わせが絶妙で、こちらも朝ごはんの人気メニューの1つです。
![インド風プレートに盛られたパンケーキ風の"スウィートウッタパムSweet Uttapam Stack"](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic4-1024x1024.jpg)
朝ごはんの時間はチャイがおかわり自由
『ディシューム』で人気のハウスチャイ。スパイスとショウガがピリリと効いた美味しいチャイのファンが多く、私もその虜になり、チャイが飲みたくて通うほど。嬉しいことに朝ごはんの時間はボトムレス!つまり何杯でもおかわりが自由なんです!
![テーブルに並ぶハウスチャイが入った3つのコップ](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic5-1024x1024.jpg)
朝ごはんを軽くすませたい方にお勧めなのが”バン・マスカBun Maska”と言う、真ん中にバターをたっぷり塗ったやわらかいパンとチャイのお得なセットメニュー。
![お皿の上のバターを挟んだパンとチャイのコップ](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic6-1024x1024.jpg)
このパンを温かいチャイに浸して食べるスタイルがボンベイのイラニカフェの定番メニューだそう。
![コップのチャイにパン、マスカを浸す](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic7-1024x1024.jpg)
もちろん、チャイはおかわりが貰えるのでシャビシャビに浸して食べてから、サイドメニューの卵料理などをオーダーして、食後にチャイをゆっくり楽しむのも良いですね。
![ディシュのハウスブレンドチャイの茶葉缶とストレイナー](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic8-1024x1024.jpg)
嬉しいことに『ディシューム』オリジナルの紅茶とストレイナーとグラスのセットを販売しているのでおうちでも美味しいチャイを飲めるようになりました。
![自宅のテーブルに並べたディシュのハウスブレンドの紅茶缶とチャイの入った2つのコップ](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic9-1024x1024.jpg)
オールデイメニュー
朝ごはんが終わるとオールデイメニューに変わり、ランチもディナーも同じお料理が楽しめます。
![容器に盛られたサモサと緑のディップ](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic10-1024x1024.jpg)
メインの前にオクラのフライとサモサはマストオーダー。細切りのオクラをコーンミールでカラっと揚げたオクラフライはピリ辛のスパイスが効いていて、ついつい手が伸びて止まらない美味しさです。
![お皿に盛られたオクラフライ](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic11-1024x1024.jpg)
人気の”チキンルビー”は柔らかいチキンが入った赤いソースの正統派カレー。別オーダーでバスマティライスやナンと一緒にいただくと食べ応えもたっぷり。ベジタリアンバージョンのルビーにはお豆腐のようなチーズが入ってこれもまた美味。
![器に入った赤いチキンルビーとベジタリアンルビーのカレー](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic12-1024x1024.jpg)
もう1品お気に入りのお料理は”チキンビリヤニ”。マリネしたチキン、ショウガ、ミント、コリアンダーなどのスパイスとお米と一緒に炊いた炊き込みご飯のようなお料理で日本人の口にも合うお料理です。
![テーブルの上の3つの器に盛られたお料理](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic13-1024x1024.jpg)
その他グリルした海老の”マサラプロウン”、デーツの甘みとひまわりの種が乗った”チリブロッコリーのサラダ”などどれもとても美味しくて色々試してみたくなるお料理ばかり。
![お皿に並ぶ焼いたマサラプロウンとレモン](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic14-1024x1024.jpg)
誰にもあげたくない!?美味しさ “チョコレートプディング”
スパイスたっぷりのお食事をいただいた後は甘いPudding、デザートを。インド料理のデザートは甘い物が多いですが、ちょっと変わり種はこちら、”ディシュームチョコレートプディング”。イギリスではデザートの事をプディングというので、これはチョコレートのプリンではなく、チョコレートのデザートというのが正解。
![お皿に盛られたチョコレートプディングとアイスクリーム](https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2023/09/pic15-1024x1024.jpg)
フォンダンショコラのように真ん中がとろりとしたチョコレートのデザートにはカシミールチリを隠し味に使ったアイスクリームが添えられています。この絶妙な甘辛の組み合わせのデザートは誰にもあげずに一人で楽しむ事をお勧めします(笑)
お店の情報
Dishoom Kensington
住所:4 Derry Street, London, W8 5SE
電話番号: 0207 420 9325
営業時間: 月-金曜日 8am-11pm、土日 9am-11pm
その他の店舗の情報はホームページにてご確認下さい。
HP: http://www.dishoom.com