2022年7月”koko”のイギリス旅+おまけの最新渡英情報

中世の面影を残す美しい街ライ(Rye)へ

8:34ロンドン・セントパンクラス(St.Pancras)駅からアシュフォード(Ashford International)駅で乗り換えて1時間少し、ライ(Rye)を目指します。

折り返しの列車が到着したパディントン駅12番ホーム
パディントン駅の12番ホーム
Ashfordまで行く列車はパディントンで折り返し、多くのロンドンへ通勤する人たちが降車してきました

9:46イングランド南東部に位置する、石畳が美しく中世の面影を残す美しい街ライに到着しました。
駅から見えるのどかな景色を見るなりテンションアップ。
すでにポストコロナで、観光客であふれかえっていたロンドンと違い歩いている人もまばら。
ライ駅前から街歩きスタートです。

こじんまりとしたレンガ造りのライ駅舎
趣のあるレンガ造りのライの駅

念願のコブルスティールーム(Cobbles TEA ROOM)へ

ライマップ
Rye in East Sussexタウンガイドより(https://ryesussex.uk/

まずわたしが目指したのはかねてから行きたいと思っていた、コブルスティールームです。
駅から歩いて10分くらい、The Mint という通りから細い道を入ると、コブルスティールームがあります。
店に向かう細い道にはたくさんの花が植えられていて、店の入り口にもきれいな花かごが植えられていました。

花で飾られたコブルスティールームの玄関、壁には風情のある看板が掲げられている
コブルスティールームの入り口

店内も花柄の壁紙とミントカラーがアクセントの期待を裏切らないかわいらしさ。

コブルスティールームの明るい店内には、暖炉の前に木製のテーブルとチェアがある
窓から降り注ぐ太陽の光でステキな、コブルスティールームの店内
棚には6種類のケーキ、また壁にはスペシャルのメニューが掲げられている
朝一番で訪れたお店の棚には、6種類のケーキ

そしてわたしは初めて食べるエリザベスケーキを選びました。
ドライフルーツが入っていてアプリコットジャムがサンドされたエリザベスケーキ、特にアプリコットジャムのおいしさが際立っていました。
犬の散歩に来た人が外のテーブルで紅茶を飲んでいたり、ご近所さんらしき人がクリームティをしていたようですが、店内はわたしたちの滞在中誰も来ることなく貸しきり状態でした。

テーブルに並んだティーポットにカップアンドソーサーとケーキ
いただいたエリザベスケーキと紅茶

ライの街歩き

コブルスティールームを後に、次はマーメイドイン(The Mermaid inn)へ。
マーメイドの看板が目印、1420年に創業したという老舗ホテルです。

緑の蔦がつたった壁のホテル、マーメイドイン外観
ホテルの正面にはマーメイドの看板

宿泊するわけでもないし、レストランの営業時間でなかったのでさらっと中を見て通り抜け。
歴史を感じさせる内部にはたくさんの絵が飾ってあり、調度品も置かれていました。

落ち着きのある調度品で飾られたマーメイドインの内部

次に行ったのはSt.mary’s Church セントメアリーズチャーチ
12世紀前半から作られた教会は1377年にフランス人に侵略されるなどありましたが、最も古い部分は1150年に作られたものが残っています。
塔の上から望むライの街はとても美しかったです。

細い道から覗くセントメアリーズチャーチの正面
街中のハイストリートから一本道を入りのぼっていくと 正面にセントメアリーズチャーチが現れてきます
屋根の色も統一されていてきれいなライの街の風景
塔の上から見たライの街の景色

憧れのイングリッシュガーデン『グレート・ディクスター』へ

11:30このあたりで一時ライの街を離れ、グレート・ディクスター・ハウス&ガーデン(Great Dixter House & Gardens)に行くため、駅前のバス停に向かいました。

バスの出発時間は11:58。
次のバスは2時間後なので遅れないようにバス停へ移動です。
バスに乗るときは運転手さんに行き先を伝え、クレジットカードをかざすだけ。
しかし、このバス、次にどこのバス停で止まるのか、車内にまったく表示もなくアナウンスもありません。

持っているタイムテーブルとグーグルマップでドキドキしながら位置を確認し、下車バス停Northiam, Dixter Roadの手前でボタンを押して、なんとか下車成功。
タイムテーブルの到着時間は12:19、ライの駅からほぼ20分。バスは正確に目的のバス停に到着。
そしてここでもグーグルマップに頼りながら、目的地のグレート・ディクスター・ハウスアンドガーデンを目指します。
緑豊かな住宅街を通り、バス停から歩いて10分ほどで目的地到着。

ガーデンの開園時間が記された看板
グレート・ディクスターの入り口に掲げられた看板

グレート・ディクスターは、園芸家でガーデンライターとしても有名なクリストファー・ロイド氏の築500年以上のハウスと呼ばれている邸宅と、一家が1910年以来ハウスの周りに作ってきた庭園があります。

グレート・ディクスター・ハウス&ガーデンのハウス、花で飾られたクリストファー・ロイド氏の邸宅玄関
ガーデンのチケットを買って入っていくと、正面に見えてくるハウス

ハウス&ガーデンのチケット(14.50ポンド/ガーデンのみのチケット13.00ポンドもありました)を買って、敷地内に入るとすぐ正面に邸宅ハウスが見えてきます。
ハウスの中の見学では、撮影は禁止。

ハウスの内部はこげ茶色の梁のむき出しになった天井、歴史を感じさせる椅子、テーブルやベッド。
多くの書籍が置いてありました。

余談ですが、わたしは今年4月から高島まきさんのイギリス英語のオンライン講座を受講しています。
オンライン講座を受講しようと思った時は、まさか今年の7月にイギリスに行く事になるとは夢にも思わず、いつか行く時に少しでもイギリスの発音で話せたらいいなあと思って受講を始めたのです。
そのレッスンで、まきさんがイギリス人は良く「Lovely」と言うとおっしゃっていました。
その「Lovely」をハウスのエントランスでも聞けたのです。
エントランスのところで女性が「館内は撮影禁止、調度品も触らないでください」というような説明をしてくれたので、わたしが「OK」と答えると、すかさず「Lovely」が返ってきました。
この「Lovely」、意識しているとほんとによく聞きます。

白い角のように見えるキルン窯のOast House
メインの邸宅、ハウスの右手にみえるOast House(白い角のような屋根の家屋)
ビールの原料、ホップを乾燥させるKiln窯、1938年ころまで使われていた

庭園はいろんなテーマごとに別れていて、ハウスに続くメドウガーデンやきれいに剪定されたトピアリーローンなど数々の美しい花々が植えられていました。

薄いピンクの花のアジサイ
日本のアジサイとは少しちがったアジサイ
種苗を販売する小屋の前、種やガイドブックを売るテーブル
ガーデン内のカフェ近くにある小屋では種を売っていた

ランチはガーデン内にあるカフェで。
きれいな花を見ながらの外での食事は格別

ガーデンカフェの外のテーブルの上に、並べたキッシュとラファエルの食事とエルダーフラワーとジンジャーのジュースの瓶
ガーデンのカフェでとったランチ キッシュとファラフェル

グレート・ディクスターのマップは、こちらでご覧いただけます。
https://www.greatdixter.co.uk/Handlers/Download.ashx?IDMF=94861abb-69f4-45aa-87bd-2fe96836a885

ガーデンに滞在すること約2時間、バスの時間にあわせてバス停へ移動。
帰りは行きと反対側のバス停、発車予定時間14:31ほぼ正確にバスが到着
再びライの駅前を目指します。

ロンドン帰りの電車まで、ライでのひととき

ライからロンドンに戻る電車は、ライ発17:49を予約。まだ、少し余裕があるので、街の端にある石造りのライ城(Rye Castle)を見学し、午前中食べたいと思って通り過ぎたパイのお店で大好きなコーニッシュパスティを食べて休憩しました。

屋上にはイングランドの国旗が翻る石造りのライ城
のどかな街にあるライ城だが、中には当時の牢獄など見ることができる

午前中たくさんの種類があったコーニッシュパスティも、訪れた16時ころには残りわずか・・
その中で、中にチリコンカンが入った”Beef and Chipotle Chilli”をいただきました。

お皿に載せられた残り1個になっていたコーニッシュパスティ
テーブルに置かれた半分に割ったチリコンカンのコーニッシュパスティと、コーヒー
チリコンカンの辛みがきいたコーニッシュパスティ

スタンダードのお肉がごろごろ入ったコーニッシュパスティを食べたかったのですが、このチリコンカンのも辛いながら後引く味で、おいしかったのでした。

駅へ向かう途中、ふと寄ったアンティークショップでフレッドくんのシフターを発見!
これまでアンティークショップでフレッドくんに会った事がなくて、またまたテンションアップアップ。
そして地元のスーパーなど見ながら、再びロンドンへ戻りました。

ライに行かれる場合の一言アドバイス

ライの街は思ったよりも狭く、中心街は徒歩で回れます。ライの中心街だけであれば、半日ほどあれば十分だと個人的には思いますが、食事時間や買い物に費やす時間によって予定を立てられると良いと思います。
また、アンティークショップなどは閉店時間が16時から16:30のようでしたので、そのあたりも参考にしていただけたらと思います。
また、今回わたしは火曜日に行ったのですが、火曜日は一部お休みのお店があるみたいなので、できれば火曜日を避けたほうがよいと思います。

Cobbles TEA ROOM
https://www.facebook.com/thecobblesrye/

Great Dixter House & Gardens
https://www.greatdixter.co.uk/

渡英を検討されている方へのアドバイス

※2022年7月現在の情報

ファストトラック(検疫の入国前Web手続)について

わたしは日本にいる間にMySOSアプリとワクチン接種証明書のアプリをダウンロードしました。
アプリへの接種証明の登録はマイナンバーカードとパスポートがあれば、自宅でも即できますが、マイナンバーがないとお住まいの市区町村が発行するワクチン接種証明を持参する必要があります。
※ワクチン接種証明がなくてもファストトラックは利用できるようです。

ここでは、ワクチン接種証明がある場合のファストトラックについてご説明します。
そしてイギリスからの日本入国には出国72時間以内にPCR検査を受け、MySOSに登録が必要です。MySOSの登録は搭乗便到着予定日時の6時間前までに済ませておく必要があります。

PCR検査場は金額の安いところなどだと審査を通らないところもあるようなので、事前に確認が必要です。
ちなみにわたしは『EXPRESS TEST』社のサイト(https://www.expresstest.co.uk/book-a-test/)で予約し、出国2日前に検査を受け翌日夜10時までに検査結果が出る、「PCR Fit to fly」の検査をパディントン駅のテストセンターで受けました。

パディントン駅のホーム端にある木製のパディントンが描かれた椅子
パディントン駅のPCR検査会場のすぐ横で偶然見つけたパディントンの椅子

朝8時過ぎに検査を受けて、その翌朝9時頃結果のメール「Test results for○○○」(○○○は名前です)が送られてきました。検査の結果は、そのメールから日本の規定にあった検査結果をダウンロードします。

結果が出たら、MySOSへの登録です。
パスポート情報、フライト便名席情報など入力した後、ワクチン接種証明とPCR検査の結果をアップロードする必要があります。
入力が完了し、赤かったMySOSが青に変われば、審査通過完了です。
また、アプリが青に変わると下方に「検疫手続事前登録」という画面が出ますが、ここを押すとQRコードが表示されます。
このQRコードは日本に到着した時重要ですので、写メをとてっておくことをオススメします。電波状況が悪くQRコードが表示されなかった場合など、写メがあるとスムーズだからです。

携帯を持っていない方は紙の陰性証明も発行してもらえるようですし、日本の空港では到着した場所にパソコンがあってそこで手続きもできるようです。

MySOSの画面キャプチャー
MySOSの画面、赤から緑、青へ

持参必須のタッチ決済が可能なクレジットカード/デビットカード

そしてもうひとつ、イギリスではクレジットカードはほとんどが非接触のタッチ決済が主流でした。持って行くのはタッチ決済ができるクレジットカードやデビットカードがオススメです。
ケンジントンパークのトイレは20ペンスで入れるのですがコインは不可、タッチ決済のカードのみ。
わたしがトイレから出る時に、公園を走っていた人が強引に中に入って来ました。
きっとカードを持っていなかったのでしょう。

トイレの改札
ケンジントンパークトイレは、改札ゲートのようなアクリル板がありました
カードでタッチするとゲートが開く
ビザとマスターカードが使えるコンタクトレスリーダーの表示が下部に記載されていた

そして、ロンドンの地下鉄もバスもオイスターカードがなくてもタッチ決済のカードがあれば乗ることができます。
ただ、わたしはエリザベスライン記念のオイスターカードが欲しかったので、オイスターカードを買いました。

現地でマスクは・・

イギリスはマスクをしている人は1割くらい。
レストランの従業員もマスクをしていないお店の方が多かったですが、お店の入り口に消毒剤が設置されているお店もありました。
また、レストランなどは夏だったこともあり、多くのお店が屋外のテラス席がありました。
食事はテラス席で取るのも良いかと思います。
飛行機はほとんどの人がマスクをしていましたが、イギリス国内の電車やバスでは電話をしている人も結構いて気になりました。
わたしは屋外でも極力マスクを着用していましたが、早く周りを気にしないで旅行ができる日が来る事を切に願っています。

マスク着用を促デジタルすポスターの広告
ロンドン市内の公共交通機関と駅でマスク着用を促す広告

以上、わたしからの旅のアドバイスでした。

koko

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