イギリスへ行こう! 個人旅行のおすすめ
~『南西イングランド』を満喫する~

ひと味違うイギリスの魅力
南西イングランド<コーンウォール州 & デヴォン州>

セント・アイヴス
セント・アイヴスのビーチ
Klaus StebaniによるPixabayからの画像

英国のリヴィエラと呼ばれる海岸リゾート地 “南西イングランド”

「海外個人旅行体験にイチ押しの国」イギリスでの個人旅行のベスト・アドバイス!

  • イングランドの最南西に位置するコーンウォール州や隣(東側)のデヴォン州。
    「英国のリヴィエラ」と呼ばれるほど気候が温暖で過ごしやすい素敵な海岸リゾート地です。美しい海岸線、独自の文化や芸術、陶芸、文学の町など、ひと味違うイギリスの旅を楽しめます。
  • コッツウォルズ、湖水地方、エジンバラなどの定番観光地を体験済みの方、イギリスの別の魅力にも出会いたい方々へもおすすめです!

ロンドン・パディントン駅から列車でコーンウォール州のセント・アイヴスまで1回乗換え、所要約5.5時間

基本モデルコース日程表

モデルコース: 南西イングランド周遊の旅-10日間 (現地8泊+機内1泊)
日付日 程(案)宿泊地
1日目日本発→(飛行機)→ロンドン到着後、市内へロンドン
2日目ロンドン・パディントン駅から列車でコーンウォール州のセント・アイヴスへ
(1回乗換え 所要約5.5時間)
セント・アイヴス
3日目徒歩でセント・アイヴス観光
(★リーチ工房、テート・ギャラリー、美しいビーチなど)
セント・アイヴス
4日目バスやタクシーなどでペンザンス周辺観光
(ランズ・エンド、ミナック・シアター、セント・マイケルズ・マウントなど)
ペンザンス周辺
5日目列車でデヴォン州のトーキーへ(1回乗換え。約4時間)
トーキー観光(アガサ・クリスティー縁の博物館やホテルなど)
トーキー
6日目列車で州都エクセターへ(約40分)
エクセター観光(エクセター大聖堂、ロイヤル・アルバート博物館&美術館など)
エクセター
7日目列車でロンドンへ〈約3.5時間)ロンドン
8日目ロンドン市内観光や散策などロンドン
9日目ロンドン発→(飛行機)→機内
10日目日本帰着
  • 南西イングランドの人気訪問地をカバーしたモデルコースの一例です。
  • これを土台(参考)にして、場所や日数等の増減をすると分かりやすいです。
  • 移動の時間帯(午前、昼前後、午後?)は、どちらの場所での時間を優先するかで決めれば良いです。
  • セント・アイヴス⇒ペンザンスは、列車やバス、タクシーで約30~45分ですので、セント・アイヴスに3連泊でも可能です。(荷物の移動が省けます)
  • 日数に余裕があれば、港町プリマス滞在やトーキーにもう1泊すると、更にアガサ・クリスティー・カントリーを楽しめます。(グリーンウェイやダートムーア訪問など)
  • レンタカーはロンドン⇒ランズ・エンドが約500kmあるので、コーンウォール州都トゥルーロなどで借り出し~エクセターなどで返却すると便利で楽です。(ランズ・エンド⇒エクセターは約200km)

※英国内でも人気の海岸リゾート地域なので、特に6~9月、イースターやクリスマス時期は大変混み合います。早めの宿泊施設や鉄道座席などの予約をおすすめします。

訪問地の概要・各地のおススメスポット

《コーンウォール州》

セント・アイヴス

セント・アイヴス
セント・アイヴスの港の風景
Roman GracによるPixabayからの画像

芸術家にも愛された、絶景の小港町。リーチ工房(★後述)、テート・セント・アイヴス、バーバラ・ヘップワース博物館などの見学と、周辺の美しいビーチ散策がおすすめ。
(ペンザンスまで列車かバスで約30分~)

ペンザンス

ペンザンス駅付近の鉄道
ペンザンスは最西端の終着駅
 ©All rights reserved by Chester025

鉄道の最西端の終着駅。コーンウォール半島観光の拠点となる町。駅前からバスやタクシーで「ランズ・エンド」「ミナック・シアター」「セント・マイケルズ・マウント」などへ。

ランズ・エンド

ランズ・エンドの海と断崖絶壁
断崖絶壁が拡がるランズ・エンド
Roman GracによるPixabayからの画像

英国本土(グレート・ブリテン島)の最西端。大西洋とイギリス海峡、アイリッシュ海が混じり合い、見渡す限り海が広がる「地の果て」。
(ペンザンスからバスで約1時間)

ミナック・シアター

断崖にある野外劇場の舞台と海原
ミナック・シアター 断崖にある野外劇場の舞台
©All rights reserved by Traubrey

一人の女性が50年以上をかけて、断崖絶壁の岩を切り砕いて造り上げた屋外劇場。
壮大な大海原を背景とする舞台と断崖が溶け合う素晴らしさは必見!
(ペンザンスからバスで約45分)

セント・マイケルズ・マウント

陸地から沖に浮かぶ島と大聖堂
セント・マイケルズ・マウントの陸地から沖に浮かぶ島と大聖堂
nickfromによるPixabayからの画像

イギリス版のモン・サン・ミッシェル(仏語名、英語名も同じ意味)本土の沖合約350mの小島に修道院が建つ。干潮時には徒歩でも可能。
(ペンザンスから東にバスで約10分)

《デヴォン州》

トーキ―

トーキーの街
トーキーの街
©All rights reserved by Debs1968

まさに「イングリッシュ・リヴィエラ」と呼ばれる英国最人気のおしゃれな避暑地。ミステリー作家アガサ・クリスティーの生誕地なので、博物館や小説縁の場所訪問も楽しめる。

エクセター

エクセター大聖堂
エクセター大聖堂の外観
Michael SchwingeによるPixabayからの画像

デヴォン州の州都。ローマ人が2世紀頃に築いた英国最古の町のひとつ。中心部は城壁に囲まれており、世界一長いアーチ型天井を誇る「エクセター大聖堂」や周辺散策はおすすめ。

エクセター大聖堂の内部
エクセター大聖堂の内部
Portia JonesによるPixabayからの画像

★スペシャル・インフォメーション★

リーチ工房(Leach Pottery)の外観
リーチ工房(Leach Pottery)の外観

2020年 栃木県益子町とセント・アイヴス町の絆100周年!

今から約100年前に益子焼の第一人者・陶芸家の濱田庄司と、英国人陶芸家のバーナード・リーチがセント・アイヴスに東洋式の登り窯を築いて作陶しました。
以降、2005年には老朽化した『リーチ工房』再建の為に益子町が募金した義援金を贈ったり、2011年には東日本大震災で被災した益子町の為にイギリス陶芸界ではリーチ工房(セント・アイヴス)が募金活動を行うなどの交流を通して、2012年9月に友好都市の調印が結ばれました。
その後、益子町の中学生が毎年セント・アイヴスを訪問して現地学校との交流やホームステイを通して更に絆が深められて来ています。
2020年には「リーチ工房設立100周年」を記念してセント・アイヴス・スクールの学生(中学2年生に相当する生徒)や関係者の方々が初来日して交流をする予定でしたが、残念ながらコロナ禍にて一旦中止となっています。
この益子町プロジェクトは、イギリス現代陶芸「ギャラリー・セントアイヴス」(東京都世田谷区)店主の井坂浩一郎氏と、私、栃木健司が益子町役場からの依頼にて当初からの企画、運営を担当しています。
セント・アイヴスに行かれましたら、ぜひ日英合作100周年の『リーチ工房』を見学なさってください。

リーチ工房(Leach Pottery)の内部
リーチ工房(Leach Pottery)の内部
© All rights reserved by Kam3k

2021年6月11日~13日 第47回G7サミット(主要7カ国首脳会議)セント・アイヴスで開催!

セント・アイヴスの「カービスベイ」をメイン会場として開催される予定です。(2021年4月時点)
ニュース等でもこの地域がクローズアップされる筈ですので、ぜひご注目ください!

カービスベイホテルと海
カービスベイホテル
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栃木健司

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高校生時に初渡英、大学生時に留学後、海外ツアー企画会社に就職。その後、海外個人旅行の専門会社を設立。主にイギリス旅行を中心に約30年間お客様の旅作りをサポー...

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