イギリスで買えるちょっと変わったスナック菓子5選
イギリスには驚くほどスナック菓子が売っている。クリスプスと呼ばれるポテトチップスが最もポピュラーでフレイバーも様々であるが今回はクリスプス以外の私が時々こっそり買ってしまう大好きなスナック菓子を紹介したい。
1, Twiglets(トゥィグレッツ)
Twigletsは、小さな細長いスナックで、見た目が小枝(twig)に似ていることから名付けられた。味は醤油を焦がしたような香ばしい香りでスティックになっているので持ちやすく食べやすい。
私がイギリスに来たばかりの2000年は、和風味を楽しめるお菓子も料理もほぼなかった。ある日、義理母の家にあったTwigletsに出会う。甘いのか、しょっぱいのかも不明な見た目。とりあえず口に入れてポリっと食べてみると、それは醤油煎餅のような味わいのスナックだった。それからしばらくはスーパへ行くと必ず買い物かごへ入れていたほどマイブームだった。結果、食べすぎて飽きるという事態になってしまったのだが、久しぶりに食べたらやっぱり美味しいとTwiglets熱が復活。話の種にお土産としておすすめしたい。
2, Skips(スキップス)
今まで食べたことのない食感で初めて食べた時は面白いお菓子があるものだと思った。
舌の上でシュワシュワと溶けるようなきめの細かい食感を持っている。
あまりの口溶けの良さに離乳食中の赤ちゃんのおやつと言っても決して驚かないであろう。
軽い食感なのでいつまででも食べていられる。
花の形をした可愛いスナックはプレートの演出にも使えそうだ。
基本のフレーバーはプローンカクテル味。エビのオーロラソース和えフレーバーということになる。新食感を試してみてはいかが?
3, Proper Corn Sweet & Salty (プロパーコーン スイート&ソルティー)
簡単に言えばポップコーンである。昔は塩味、もしくは甘味のポップコーンがそれぞれ単独で食べられていたが、いつしかその両方をミックスしたものも仲間入り。塩キャラメルとは違ってトフィーで固めたものではなく、デメララシュガーと砂糖で甘みをつけているので優しい甘さが特徴である。塩と砂糖の甘味が程よくマッチしていて想像以上に美味しい。食べている時に摘んだポップコーンが甘いのか?塩味なのか?とワクワクしながら楽しめるスナックである。イギリスの映画館でもこのミックスのフレーバーはあり人気である。
4, Wotsits (ウォツィッツ)
私がイギリスに来て最初に食べて大感激したチーズ味のコーンスナック。軽い食感で口の中でじわっと溶けていく。たっぷりの濃厚チーズがクセになる美味しさである。日本のお菓子カールを思い出させてくれるのである。子供の頃大好きだったカール。それが苦労せずにイギリスでも食べられるのは泣いてしまうほど嬉しかった。カールを知らない子供達にも「これはお母さんが子供の頃大好きだったお菓子に似ているのよ」と説明したくらいだ。普段はクリスプス(ポテトチップス)一辺倒の主人もこのWotsits だけは他のスナックと別格のようで”食べる?”と聞くと断らない。
5, Pom-Bear(ポム・ベア)
サクサクっと軽くて、塩味でシンプルがいちばん!と思わせてくれること間違いないスナックである。ポテトスナックなのに油っぽくないところも好きな理由だ。
イギリスのメーカーではないが、イギリスの大手スーパーであればほぼ手に入る。
このスナック菓子の味も良いのだが最大の魅力はこのクマの形だ。
イギリスでは子供達のお弁当といえば、サンドイッチ、フルーツ、チョコレートと何かしらのスナック菓子が定番である。そんなわけでこんな可愛いクマの形のPom-Bearは子供達のアイドルといえよう。
子供が巣立った今でも時々買ってしまうスナック菓子である。
日本でもネットで購入もできるようだが値段が恐ろしいほど高い。
イギリスに来たら可愛いクマとぜひ会話をしてほしい。
『イギリスで買えるスナック菓子』まとめ
ところかわればで、その国々で美味しいものがあるが、スナック菓子の豊富なイギリスは売り場がかなり大きい。ここに紹介しきれないものもあるが、今回は個人的に私がちょっと変わっていると思うものを選んでみた。新しいスナックも続々登場しているが紹介した定番アイテムは永遠であろう。