ロンドンから半日で行けるカントリーサイド、サリー州へドライブ

ロンドンからサリー州へ行くには?

サリー州の街並み

ロンドン市内から電車、車で30分~1時間とアクセスが良く、多くのセレブリティーが住むサリー州。
サリー州の一部はロンドンの高級住宅街のリッチモンド、キングストンなどのグレーターロンドンを含むロンドン行政区です。
豊かな自然に恵まれ、イギリス政府から特別自然美観保護地域に指定されているサリー州。ここサリー州では、自然の中を散策し、ガーデンやワイナリーを訪れ、カントリーサイドの雰囲気が漂うパブやカフェを満喫できます。では、早速ロンドン市内から半日で行けるドライブの旅にご案内いたします!

リッチモンド(Richmond)

リッチモンドヒル(Richmond Hill)

リッチモンドヒル(Richmond Hill)

ロンドン郊外にある高級住宅街リッチモンド。テムズ川上流地域にある街です。お洒落なカフェやお店で賑わう坂道を登って行くと、タイムスリップしたような牧歌的な風景に出会える場所「リッチモンドヒル」があります。
ここリッチモンドヒルのテラスガーデンの遊歩道からの眺めは格別です!今から100年以上前に活躍したイギリスの画匠のウィリアム・ターナーの風景画に描かれたことでも有名です。この長い年月を超えても変わらぬ風景は地元住民の尽力によって保たれ続け、現在はイギリスの法律によってこの眺望は保護されています。
リッチモンドヒルは、ローリングストーンズのボーカル、ミックジャガーが1990年頃に住んでいた旧邸があることでも知られています。彼とアメリカ人モデルの元妻は、近所のパブにもよく訪れていたそう。現在もそのパブは健在でテイクアウトのビールやワインも販売しており、お天気のいい日の遊歩沿いのベンチでたくさんのグループやカップルがグラスを片手に談笑している姿が見られます。

The Roebuck (Pub)
130 Richmond Hill, Richmond TW10 6RN

ピーターシャムナーサリー(Petersham Nurseries)

ピーターシャムナーサリー(Petersham Nurseries)

リッチモンドヒルの麓の牧草地に隣接する、ロンドンでも最も魅力的な温室を所持する園芸店「ピーターシャムナーサリー(Petersham Nurseries)」 。
豊富な種類の苗や鉢植え、樹木はもちろんですが、温室を改装した店内ではシャビーシックなアンティークやヴィンテージの家具やインテリア製品などが販売され、そのセンスの良さに魅了されたロンドナー達で週末は賑わっています。

ピーターシャムナーサリー(Petersham Nurseries)
© Leklek73

併設されているモダンブリティッシュのレストランは人気なので予約をお勧めします。
また、同じ敷地内には気軽に入れるカフェもあり、セルフサービスでキッシュやサラダ、日替わりの温かい食事を、植物と日差しがいっぱいの温室内でいただくことができます。

Petersham Nurseries
Church Lane, Petersham Rd, Church Lane TW10 7A

リッチモンドパーク(Richmond Park)

リッチモンドパーク(Richmond Park)

ロンドンの王立公園の中でも最大の面積を持つ「リッチモンドパーク」。ロンドン市内のハイドパークの約6.5倍、東京ドームの213倍の広さを持つ広大な土地であります。
公園内をゆっくり車で走っていくと、何十頭もの群れをなす野生の鹿たち、乗馬を楽しむ子供たち、サイクリスト、犬の散歩をしている人々などが広大な公園を思い思いに楽しんでいる様子を見ることができます。
公園内には複数の駐車場と2つのカフェがあり、そこを拠点にして散策することもできます。5月になると公園内のイザベラプランテーションのツツジの花が一斉に開花するので、その時期に訪れるのがロンドナーの楽しみの一つになっています。

サリーヒル(Surrey Hill)

ドーキングのアンティーク街 (Dorking, West Street)

サリーヒル(Surrey Hill)
© William Barton

エリア オブ アウトスタンディング ナチュラル ビューティ(Areaof Outstanding Natural Beauty)
イギリス政府から指定された特別自然美観保護地域の1つ「サリーヒル(SurreyHill)」。
この地区のマーケットタウン「ドーキング(Dorking)」には「ウエストストリート(West Street)」という通りがあり、地元の収集家たちに長く愛され続けているアンティークショップが軒を連ねています。100年以上前のアンティークの家具やジュエリー、懐かしいヴィンテージアイテム、手芸品なども陳列され、そのディスプレイを眺めているだけで、気分が上がっていきます。各店のディスプレイは店主の好みが表に出ていますが、それらは古いものとモダンなものをミックスするのが上手なイギリス人のセンスに溢れています。

West Street, Dorking, Surrey RH4 1BS

デンビーズ ワイン エステート(Denbies Wine Estate)

デンビーズ ワイン エステート(Denbies Wine Estate)
© Denbies Wine Estate

ドーキングから車で5分ほどの距離に、イギリスで最大の広さを持つワイナリー「デンビーズワインエステート(Denbies Wine Estate)」があります。イギリス南東部の地域は気候が温暖で石灰を多く含む土質はフランスのシャンパーニュ地方のものに近く、スパークリングワイン作りに適しているそうです。実際にこのワイナリーで生産され
ているスパークリングワインは毎年、国際品評会で高い評価を得ています。
館内で試飲ツアーなども催されていますので、お気に召されたワインをお土産に購入してはいかがでしょうか?

Denbies Wine Estate
London Rd, Dorking RH5 6AA

シェアー村 (Shere)

シェアー村 (Shere)
© Richard Jemmett

サリー州で一番可愛い村に選ばれている「シェア村(Shere) 」。この村は、2007年に公開された映画『ホリデー(The Holiday)』のロケ地にも選ばれました。本作でキャメロン・ディアス演じるアメリカ在住のアマンダが、イギリスで暮らす女性と期間限定で自宅を交換する「ホーム・エクスチェンジ」をする家として登場するのが、この村のコテージです。また、ジュード・ロウが演じるイギリス人男性グラハムとデートをしたパブ「ホワイトホース(The White Horse)」もこの村に実在しており、地ビールと共にイギリスの家庭的な料理を楽しめます。
村の中央には可愛らしいアヒルが浮かぶ小川が流れ、カントリーサイドらしいのどかな光景が見られます。特におすすめなのが、川のほとりにあるティーハウス「ダブリングダック(The Dabbling Duck)」。クリームティーはもちろん、事前予約でアフターヌーンティーを召し上がることもできます。

The Dabbling Duck
Middle St, Shere, Guildford GU5 9HF

サイレントプール蒸留所 (Silent Pool)

サイレントプール蒸留所 (Silent Pool)

イギリスを代表するスピリッツの一つ、ジン。イギリス国内で流行しているジンの人気は未だ衰えることを知らず、なかでもクラフトジンは、ここ数年で大流行中!
クラフトジンの中でも「SNS映えするボトル」と話題になっているのが、このサリー州にある「サイレントプール」

サリー 州にある「サイレントプール」
© Francesco Carucci

イギリスで最も美しい田園地帯ともいわれる、サイレントプールの湖畔に蒸溜所を構えています。サイレントプール湖は、石灰層でろ過された湧き水によって青く澄んだ色合いとなっており、とても美しい湖として知られています。この青く澄んだ湖をイメージしたボトルはジンというより、まるで香水の瓶のよう!
小麦を蒸留したスピリッツと24種類のボタニカルが調和した香りや味は美しいボトルと相まって従来のジンのイメージを覆うものになっています。ショップが併設されている館内では試飲を含む見学ツアー他にジンと紅茶と共にアフタヌーンティーがいただけるイベントも催行されています。(要事前予約)

Silent Pool Distillers
Shere Rd, Albury, Guildford GU5 9

ウィズリー(Wisley)

ウィズリーガーデン (RHS Garden Wisley)

ウィズリーガーデン (RHS Garden Wisley)
© Simon Taylor

200年の歴史を誇り、エリザベス女王が総裁を務める英国園芸協会(RHS)。ガーデニングが盛んな英国の園芸の最高峰の協会が運営する「ウィズリーガーデン」。約100万平方メートルの敷地内では、24種類の様式の庭園があります。一番の見所は入り口から128メートルも続く芝生と花壇の道、「ミックスボーダー」。
四季折々の美しい花や庭園のデザインも各所で変わってくるので、いつ訪れても英国式のガーデニングを最大限に楽しめるイギリスを代表とするガーデンです。

RHS Garden Wisley
Wisley Ln, Wisley, Woking GU23 6QB

リプリー村 (Ripley)

リプリー村 (Ripley)

ウィズリーから車で10分ほどの距離にある、落ち着いた趣のある村「リプリー(Ripley)」。この村にはカフェやレストランなど、美味しいお店が軒を連ねています。
ミシュランの星を持つモダンブリティッシュのレストラン「クロックハウス (TheClock House) 」。食事が自慢のガストロパブ「アンカー(The Anchor)」。昔ながらの民家を改装した「ピンノックス(Pinnock’s)」。

リプリー村 (Ripley)の「ピンノックス」

なかでもオススメしたいのが「ピンノックス」。2階のソファ席は、年代物の木の梁がむき出しになっていて、どこか懐かしくノスタルジックな雰囲気が魅力的。丁寧にハンドドリップされた味わい深いコーヒーをいただくと、イギリスの家庭に招かれている錯覚を起こす心地良さが味わえます。

Pinnock’s
Pinnocks, High St, Ripley, Woking GU23 6AF

まっきー

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ロンドン在住17年。 イギリス人の夫、14歳の娘と13歳の息子と笑いながらロンドン暮らし。 趣味はドライブ。 旅ロンドにて旅コンセルジュをしています。 貴方...

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