イギリスのホテルの味を再現　プルーンの紅茶はちみつ漬け

習慣化して食べたいプルーン

プルーンは美容に良いという説は世界共通である。プルーンとは西洋スモモの果実の総称だが、フレッシュなものとドライのものがある。特にドライプルーンは、フレッシュなものに比べて鉄分や食物繊維やカルシウムが多く含まれるそうだ。

血の気が多いのが理由かどうかは分からないが、私は一度も健康診断で「貧血」という通知をもらったことがない。妊娠を機に身体に必要な鉄分補給は毎日の元気の素で必要だと思い、積極的にプルーンを食べている。もう一つの長所は食物繊維が多く、便秘対策にも良いらしいが、これも私は無縁で毎朝子供時代から規則正しくお通じがある。
とはいえ、自分には必要ないと思いつつも、良いと言われればやはり日々の食事に取り入れたくなる。こうしたものは、毎日の習慣のように定期的に食べるのがいいのだろうと思う。

ホテルで食べたあの食感を求めて

いくら健康や美容にようからと言っても美味しくなければ続かない。そんな時、私が出会ったのがイギリスのホテルの朝食コーナーに必ずと言っていいほどあるプルーン。ふっくらしていていて口に入れるととろりととろけていく。シロップに漬けてあるので、まろやかな甘さもプルーンをおいしく食べやすくしてくれている。何個でも食べられてしまいそうな美味しさだ。それに比べて、乾燥プルーンはそのまま食べても美味しいものはあるのだが、メーカーによってはかなりシワシワで乾燥して硬いものがある。ジューシーで瑞々しい若い頃の肌のように、乾燥プルーンをホテルのプルーンのように、ふっくら、つやつやさせたい。これをおうちで再現したいと思い早速作った。

ふっくら美味しい食べごろは３日後

シロップではなく、ちょっと変化をさせてと考え、紅茶と蜂蜜で漬けてみたら思いのほか美味しかった。ホテルのプルーンにちょっと近づいた。まるで理科の植物観察のように毎日様子を見てみた。
少し長く漬けてみたら、もっと柔らかくなって紅茶と蜂蜜をたっぷり吸っている。肌もこんな急激に変化を見せてくれたらいいのに。と思いながら更に翌日に期待した。
まちがいない！石の上にも三年と言うが、プルーンの紅茶はちみつ漬けは３日間待てば食べごろだ。

紅茶で変化を楽しもう

紅茶の種類を変えるだけでかなり味に変化を生み出せる。紅茶の国イギリスらしく、「アッサム」「アールグレイ」など。私が好きなのは「レディーグレイ」と言うアールグレイをもっとフルーティーにしたフレーバーの紅茶。そしてイギリスでは様々なブレンドティーも豊富なのでその時々で味や香りのバリエーションを楽しめる。

こんなに美味しくできすぎた「プルーンの紅茶はちみつ漬け」食べ過ぎなければいいこと尽くめのプルーンと紅茶と蜂蜜の織り成す朝の美味しい元気のでる１品。これからも毎日楽しみたい。

プルーンの紅茶はちみつ漬け《レシピ》

材料　作りやすい量

紅茶　500ml　
（水500mlを沸かし沸騰させティーバックを入れ約３分入れたもの。３分以上だと苦味が出るので注意。）
乾燥プルーン　200ｇ
蜂蜜　50ｇ

作り方

1. 　ボウルに熱い紅茶を注ぎ蜂蜜を溶かし乾燥プルーンを加える。
2. 　粗熱が取れたら煮沸消毒したジャーに入れて３日間冷蔵庫で寝かし完成。

食べ方はそのままシンプルにぱくっと食べたり、シリアルやヨーグルトと一緒に、ケーキと一緒に焼き込んだり、煮込み料理の隠し味、サラダにちぎって加えて味のアクセントにしたりと応用いろいろ。
ぜひお試しください。

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