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イギリスに行ってきました!~現地最新レポート 前編~

ポートベローマーケットの通り上にかかるユニオンジャックとプラチナジュビリーのロゴが入った旗
プラチナジュビリーのロゴ、お祝いムードはいたるところで目にすることができました

2020年に始まった新型コロナウイルスの影響で”海外旅行なんて、とてもとても・・”と言われて、はや2年半。UK Walkerをご覧になっている英国ファンのみなさまも、海外旅行、とりわけイギリス旅行についてのご心配や、最近の英国情報への関心も大きくなっているのではないでしょうか。
今回、UK Walkerでは現地での打ち合わせもかねて7月の前半に現地を訪れてきましたので、その報告を2回に分けてご紹介しようと思います。

すでに同行のkokoさんの『2022年7月”koko”のイギリス旅+おまけの最新渡英情報』でライを中心に情報公開していますので、ぜひご覧ください。

あれ、コロナの影響ですいてると思ってたのに@成田空港

7月前半の某日、ついに何年ぶりだろうかっていう海外旅行へ、
そう、ようやくイギリスへ渡る計画実現の”とき”が来たのです。

まだ、さほど多くない成田空港の出発便

2019年の終わりにスペインへ向かったのを最後に、その後2020年発生の新型コロナウイルスのおかげで、イギリスはおろか、海外へ出ることも全くできない鎖国の時代が到来・・
そしていま、まだまだコロナの完全収束も見えない状況ではあるものの、(旅行先にもよりますが)ワクチン接種を条件にして帰国の際の隔離という高いハードルが下げられ、今回の渡英が無事実現したんです(祝)
と言うことで、今回の出張兼、久しぶりのイギリス満喫旅行を、UK Walkerをご覧になっていて、もうウズウズ状態のみなさまに、現地のご報告を差し上げようと思います。

前書きが長くなってしまいましたが、
きっとこのコロナのご時世、海外へ出かける人もきっと多くはないはず、きっと飛行機の席もガラガラのはず
との思い込みも空港に着いてもろくも瓦解・・・
な・な・なんと、空港に着いて仰天、ひとであふれているではないですか
エティハド航空のチェックインは長蛇の列ではないですか。

チェックインカウンターは、長蛇の列

これはやはりデイリーだったフライトが、間引き運行するために混んでいるんだろうなとは感じつつも、意外に外国のお客様が多いことにはビックリでした。
ちなみに今回の旅行は、スケジュールの関係で、往路は日曜夕方17:00発のエティハド航空でアブダビ経由、ロンドン・ヒースロー空港に月曜日早朝の6:45着のフライト利用です。現地4泊(少な~~)で、帰路は金曜19:00にロンドンを発ち、羽田空港へ土曜日16:45着。4泊の強行軍といえど、充実の5日間のイギリス旅となったのです。

久しぶりの機内はワクワク

いつも機内では、トイレへの葛藤も”うっ”と我慢して窓側の席を陣取り、雲の上の空を眺めるのが好きなのです。たとえ太陽が沈んだ後で外は暗闇であっても、窓の外、翼の下に灯る街の明かり、眺めていると楽しいものです。

エティハド航空の機内から眺めるヨーロッパの上空

ここはどこの国のなんという町の上空なんだろうか、下ではどんな生活が繰り広げられているんだろうか等々、いろんなことに思いを馳せながら機内映画を鑑賞しているものです。
と、またまた肝心のロンドンへ着くまでに、お話が脱線してしまいましたが、
やっぱ久しぶりの飛行機旅はいいもんです。

https://ukwalker.jp/wp-content/uploads/2022/08/04.mov

変わっていたヒースロー空港からロンドン市内

さてさてここからが、ようやくロンドン到着後のお話し。大変お待たせしました。
ロンドンから市内への移動は、通常ヒースロー・エクスプレスか、地下鉄(Underground)、タクシーを利用される方が多いのではないでしょうか。”専用車を空港に待機させておく”って方々もいらっしゃるかもしれません。
今回、我々は少しでもロンドン滞在の初日を有意義に使いたいと、空港から15分で市内パディントン駅に到着のヒースロー・エクスプレスを選択。空港で往復のヒースロー・エクスプレスのチケットを購入し、いざロンドン市内を目指しプラットフォームへ。
「おお~タイミングよく、列車もホームに到着しているではないか」と、パープルカラーで綺麗に整えられた新しい車両に乗り込むまもなく、列車は出発・・・

パープルのカラーでコーディネートされた車内

「あれ?ヒースロー・エクスプレスって、途中の駅に停車したっけ?」と。
そうなんです、我々は急ぐあまりに間違えて地下鉄のエリザベスラインに乗っていたんです。
確かにチケットの販売機近くにいた係りの人に、ホームで間違えないでねって言ってくれていたのに。ヒースロー・エクスプレスもエリザベスラインも、同じホームからの出発だったとは。それに、まだ新しいラインのためか列車も綺麗で、以前ロンドンで乗った地下鉄とは全然違っていました。
途中で切符の確認に回っている車掌さん、ヒースロー・エクスプレスの切符を見せても何も言わずOK、行ってしまいました。

パディントン駅(終点)に到着したエリザベスラインの車両

ヒースロー・エクスプレスの15分という時間と比べて、パディントン駅まで約30分と時間はかかりますが、料金のことを考えると、これからはエリザベスラインで充分かなぁというお話しでした。

エリザベスラインのカラーリングと併せたオイスターカードも手に入れました

今年空港まで開通したエリザベスライン、Chakoさん寄稿のコラム『エリザベス女王即位70周年プラチナ・ジュビリーの記念グッズ』でも紹介していますので、ぜひこちらもご覧になってください。

エリザベスライン路線図(公式ページより)

エリザベスライン公式ページ:https://tfl.gov.uk/modes/elizabeth-line/

初日からアクティブにノッティングヒルへ

空港から市内までの移動に少しドタバタがあったものの、パディントン駅で(新しい位置に移動になっていた)クマのパディントン像をチェックしたのちにホテルへ。

パディントン駅にある、クマのパディントン像

ホテルに荷物を預けたあとは、余裕のない旅程のため早速近辺スポットのノッティングヒルへ出かけることに。到着初日、アンティークショップやカフェ、ショップ巡りのブラっと散策です。

ポートベローマーケットのアンティークショップ

アンティークマーケットで有名なポートベロー通りを歩くも、月曜日のためか、あまり多くのお店は出ていません。やはり土曜日がメインのようですね。通りの奥にあるフードマーケットでフルーツ、日本では珍しいフラットピーチやイングリッシュチェリーを買ってホテルまで持ち帰ることに。ちなみに、このフラットピーチもチェリーもとっても甘くておいしく、長いフライトで疲れた身体を癒してくれました。

日本では目にすることのない形のフラットピーチ

少し歩き疲れたので、ポートベローマーケットでメインの通りに面したカフェ『Gail’s Bakery』でティータイム。
コンテンポラリーなデザインの内装のお店で、美味しそうなケーキやパンがショーケースに並んでいました。場所的にもポートベローマーケットのほぼ真ん中あたりで、いい感じのカフェですね。

Gail’s Bakeryにならぶ、美味しそうなケーキやパン

ポートベローマーケットにあるカフェ『Gail’s Bakery』
https://gailsbread.co.uk/bakeries/notting-hill/

両替はどこですればいいんだろ

さてさて、いつも海外に出かけるときに悩むのが両替のこと。どこで両替すれば一番お得か・・・。
確かに最近はカードが主流なので、あまり現金を持ち歩かなくなったとは言うものの、ちょっとした少額の支払いやチップのことも考えて一定の現金はキープしておきたいところです・・いや、でした。

kokoさんが先月のコラムで紹介されましたが、現地ではほぼカード決済。しかもタッチ決済。
カードは受け付けないけど現金なら、って話は昔の話で、カードはいいけど現金は受け付けません「Cash not accepted」の表示もみかけます。

今回は、現金、クレジットカードとデビットカードを持参してそれぞれを試してみました。
両替率での結果は、
1. クレジットカード
2. デビットカード
3. 現金

出発時に成田空港の銀行で円をポンドに両替すると、なんと1ポンド約177円(7月3日出発時)。
デビットカードとクレジットカードは、両替率はほぼ同じ。その会社と決済時のタイミングにもよると思いますが、若干クレジットカードのほうが率はよかったです(1ポンド約166~169円程度)。
ただ、デビットカードの場合は決裁した数秒、数分後にはメールで決済された日本円額の通知メールが届くので、とっても安心+便利でした。

両替はどこですればいいんだろう、答えは”事前の両替は要りません”でした。
クレジットカードとデビットカードの併用、少額は現地のATMを使ってデビットカードからポンドを引き出すのが良い手だと思います。
ご心配の方は、ほんの少しで良いので日本でポンドを用意しておきましょう。

スーパーの駐車場でみかけたプラチナジュビリーのお祝い

プラチナジュビリーのお祝いはいたるところで目にできました

それでは、旅の続きは追ってご紹介させていただこうと思います。
お楽しみに!

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