有形文化財芝川ビルの魅惑の小部屋『TIKAL by Broadhurst’s』
『TIKAL by Broadhurst’s』さんは、大阪地下鉄「淀屋橋」駅から数分、高層ビル街の一角にある、登録有形文化財芝川ビルの一階にあります。
1927年に建てられた芝川ビルは、南米マヤ・インカ文明の装飾を纏った鉄筋コンクリート造りのビルです。
そして、芝川ビルは重厚な外観もさることながら、内装もかなり個性的。
店内の天井の柱にはライオンの彫刻が施され、オーナーの永田敦子さんのセンス溢れるインテリアが、さらにお店を魅力的にしています。
永田さんがチョコレートの中で一番おすすめなのは王冠の形をしたチョコレート。
鉄の女と呼ばれたマーガレットサッチャーが愛飲していた、グレンファークラス105というスコッチウイスキーが入っているそうです。
『TIKAL by Broadhurst’s』さんはチョコレートショップなのですが、ショートブレッド、ジンジャースナップなど、数々の英国菓子も販売されています。
一番人気のショートブレッドは素材にこだわり、特に小麦粉はイギリスの味に近づけるよう、選りすぐりの北海道産を使っているそうです。
そして、わたしのイチオシはチョコレートショートブレッド。
『TIKAL by Broadhurst’s』は永田さんが一人で製造販売されています。
現在はお忙しいようですが、近い将来『UK Walkerのオンラインショップ』でショートブレッドを販売させていただこうと思います。
【Shop Info】『TIKAL by Broadhurst’s』
大阪府大阪市中央区伏見町3丁目3-3 芝川ビル 1F
(大阪地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅11番出口1分)
《営業時間》火~金曜日:12時から19時/土曜日:12:00-18:00
《定休日》月曜日
※毎週水曜・木曜日 スコーン販売
住宅街にあるイギリス式ティールーム、『トリントンティールーム(TORRINGTON TEA ROOM)』
店名のトリントンは船の名前、大航海時代にロンドンに紅茶を運んだティークリッパー船の名前だそうです。
イギリスのティールームさながらの店内では、バーレイの食器や、オリジナルの紅茶、マーマレードをはじめゴールデンシロップなどイギリスの食材の販売もされています。
お店ではクランペットやスコーン、また平日限定でアフタヌーンティーも楽しむことができます。
また、事前に予約をすれば、イギリスの人気のデザート、イートンメスも食べられるようです。
【Shop Info】『トリントンティールーム(TORRINGTON TEA ROOM)』
大阪市中央区上本町西2-5-56
(大阪地下鉄谷町線 谷町六丁目3,7出口より徒歩3分)
《営業時間》平日:11:30~18:30/土日祝:10:30~18:30
《定休日》月曜日(祝日の場合翌平日)
ブリティッシュテイストなサロンスタイルの紅茶教室『S*STYLE TEA Salon & Gallery』
大阪の中心地からほど近い、うつぼ公園すぐそば。
都会の喧騒から離れ、大切に守られてきたレトロビルの一角に、スミティー先生こと、田中純幸さんが主宰されるサロン『S*STYLE TEA Salon & Gallery』があります。
扉を開ければそこはイギリス。
スミティー先生のサロンは、ダークな壁紙と調和したイギリスの調度品やアンティーク、そしてたくさんの紅茶が並べられた素敵な場所です。
先生が紅茶に興味をもたれたきっかけは、たまたまおともだちに誘われた習い事が紅茶だったからだそうです。
その後本場イギリスに行かれて紅茶のある暮らしに影響を受け、紅茶、ハーブ、英国菓子研修&ディプロマを取得され、ご自宅でサロンスタイルの紅茶教室をスタート。
のちに現在の場所にサロンを移されたそうです。
つい最近はサロンをイギリスの有名なティールーム、『ニューエンズ』に見立てて(「kokoのイギリスひとり歩き~ロンドン近郊ティールーム」で紹介しています)『ニューエンズ』の看板メニューであるメイズオブオナーとニューエンズの紅茶をいただくという、夢のようなお茶会をされたそうです。
先生のサロンには、楽しい企画がいっぱい。 詳しくはオフィシャルサイトをご覧になってください。
【Shop Info】『S*STYLE TEA 大阪 紅茶教室&ハーブティー教室』
【Instagram】SmittyS*STYLE TEA紅茶教室&gallery
英国スタイルパブでありながらガストロノミー(美食)が味わえるガストロパブ『ザ・クラッパム・イン(THE CLAPHAM INN)』
兵庫県芦屋市に、英国スタイルパブクラッパムインさんはあります。
店名のTHE CLAPHAM INNはロンドン南部にある交通の要衝「クラッパム・ジャンクション駅」が由来。イギリスで一番忙しい駅と呼ばれるほど多くの路線が乗り入れ、ホームからホームへと乗り換え客が行きかう姿を、様々な人々を受け入れる地域の社交場であるパブの在り方となぞられたことから、「人と人が行きかう中心点でありたいと」名付けたそうです。
お店ではフィッシュアンドチップスやスコッチエッグをはじめとする英国料理はもちろん、オーナーの伊藤さんが2年間暮らされた、ロンドンのイーストエンドで出会った、各国のクロスカルチャーに影響されたメニューもあります。
伊藤さんのイギリスで興味深い体験のお話はザ・クラッパム・インのウェブサイトでご覧になってみてください。
また、お料理は日本風にアレンジすることなく、とにかく本場の味にこだわっているそうです。 そんなザ・クラッパム・インさんですから、日本に暮らしているイギリスの方もたくさんいらっしゃるとか。
毎週土曜日はコーニッシュパスティ、日曜にはサンデーローストが味わえるそう。
とにかく何を食べてもはずれがありません。
【Shop Info】『ザ・クラッパム・イン(THE CLAPHAM INN)』
兵庫県芦屋市西山町2-4
(阪急神戸線芦屋川駅より5分)
《営業時間》火~金曜日:16:00~21:00(last order 20:00)/ 土曜日:11:30~21:00(last order 20:00)/日曜日11:30~20:00(last order 19:00)
※3月21日時点での営業時間です。新型コロナウイルスの影響により、変更となる場合がございます。最新情報は、お店のウェッブサイト、またはインスタグラムでご確認ください。
《定休日》月曜日