
前編でご紹介したコッツウォルズのアンプニークルーシスを後にして、後編はウェールズからスタートです。
スノードニア国立公園内、秘境ティールーム「アグリーハウス(Ugly House Tearoom)」
コッツウォルズから4時間ほど車を走らせて、まず到着したのが、スノードニア国立公園内にあるティールーム「アグリーハウス(Ugly House Tearoom)」。石造りの重厚な外観はティールームのイメージとはちょっと違ったのですが、扉を開けて店内に入ると外観とは違いとてもラブリーでした。
この「アグリーハウス」が建てられたのは15世紀と言われていますが、最初に住んだ人が確認できているのは、1900年だそう。店内に建物の歴史が書かれたものが、英語とウェールズ語で書かれていました。
“Ugly”(翻訳では醜い)と名づけられたのは、作り方が雑だからだったとか他にも諸説あるようです。
「アグリーハウス」では、ちょうどお昼の時間だったので、ウェールズ名物ウェルシュレアビットというチーズトーストとウェルシュケーキをオーダーしました。
ウェルシュレアビットはさくさく、ウェルシュケーキはしっとり美味しかったです。
アグリーハウス(Ugly House Tearoom):https://www.uglyhousetearoom.co.uk/
橋のたもとには、おとぎ話に出てくるようなティールーム「ティ・フント・イル・ボント・ティールーム(Tu Hwnt I’r Bont Tearoom)」
さらにスノードニア国立公園を車で走り、川沿いにある、「ティ・フント・イル・ボント・ティールーム(Tu Hwnt I’r Bont Tearoom)」へ。
「ティ・フント・イル・ボント・ティールーム」はウェールズ語で、”橋を越えたティールーム”と言う意味だそう。このティールーム、ずいぶん前から行ってみたいと思っていたティールームなので、とうとう行けたことに感動しました。
もとは裁判所だったというティールーム、現在は裁判所の面影はなく建物に絡む蔦とティールームの前を流れるコンウィ川とのコントラストがとても美しいのです。ただ、わたしたちが訪れた時は20年に一度の蔦のメンテナンスということで、残念ですが建物全体を覆う見事な蔦を見ることは叶いませんでした。
「ティ・フント・イル・ボント・ティールーム」では、ウェールズ名物のバラブリスをいただくことに。バラブリスは冷たい状態でバターをのせるのが、お決まりです。ドライフルーツがたっぷり入ったバラブリス、ここでも伝統的なウェールズのお菓子を堪能しました。
Tu Hwnt I’r Bont Tearoom:https://www.tuhwntirbont.co.uk/
城壁に囲まれた海辺の街、コンウィ(Conwy)
その日の宿泊場所は、ノースウェールズの海辺の街コンウィ(Conwy)。
「ティ・フント・イル・ボント・ティールーム」から30分ほどのコンウィに到着したのは既に夕刻。コンウィ城の入場時間ギリギリで、急いでお城を見学に向かいました。石造りのお城には、ウェールズの国旗がはためいていて清々しく、また城壁の上から見る印象的な海を今でもはっきりと覚えています。
コンウィ城の城壁に囲まれた旧市街は、ぶらっと歩きまわるのに楽しいコンパクトな街並みでした。
海辺の街らしくシーフードが美味しいようで、この日のディナーはGoogleがおススメしてくれたシーフードレストラン「DYLAN’S」に決定。
ムール貝が美味しいとの評判に期待していたのですが、この日は残念ながらムール貝の仕入がないようでオーダーを断念することに。代わってわたしが選んだのはロブスター、ホタテとサムファイア(Samphire)と言うシーアスパラガスの酢漬けをバオバンズにサンドしたもの。シーアスパラガスは初めて食べましたが美味しかったです。
パートナーが選んだシーフードチャウダーもたくさんのシーフードで、こちらもとても美味しそうでした。
「DYLAN’S」はまた、ぜひ行ってみたいレストランです。
DYLAN’S:https://dylansrestaurant.co.uk/restaurant/locations/conwy
ピークディストリクト国立公園と、ベイクウェルプディングとタルト発祥の地ベイクウェル(Bekewell)
コンウィからピークディストリクト国立公園の美しい景色を見ながら、ベイクウェルプディングとタルトの発祥の地ベイクウェルへ向かいます。
ベイクウェルではオリジナルレシピでベイクウェルプディングを作っている「ブルーマーズ・オブ・ベイクウェル(Bloomers of Bakewell))と、
「オールド・オリジナル・ベイクウェル・プディング・ショップ(The Old Original Bakewell Pudding Shop)」を訪ねます。
大通りに面しているせいか「オールド・オリジナル・ベイクウェル・プディング・ショップ」の方が混んでいたようですが、それぞれ美味しく、杏仁の風味が印象的でした。
ノースロンドン、クラウチエンド(Crouch End)でベーカリー巡り
旅の最後はもちろんロンドンですが、その前に在英の知人にお会いするためロンドンの中心部から20分ほどのクラウチエンド(Crouch End)へ向かいます。
以前、阪急百貨店の英国フェアに出店していた「ダンズベーカリー(DUNNS Bakery)」 と、今注目の「サワードゥ・ソフィア(Sourdough Sophia)」を知人に案内いただきました。
「ダンズベーカリー」は大人気店で、わたしたちが伺った際も大勢のお客さま。こちらのお店は整理券をとって順番にお買い物をするシステム。お店ではジャムドーナツを買って、翌朝ホテルでいただきました。
ほんとうに美味しくって大満足です。
ダンズベーカリー:https://dunns-bakery.co.uk/
ピンクに彩られた外観の「サワードゥ・ソフィア」のオーナーは、アン・ハサウェイに似ているとか。ただ、わたしたちが訪れた際は残念ながらご不在のよう。
今流行りの?リボン型クロワッサンの中に、パッションフルーツのカスタードクリーム入りを食べました。
サワードゥ・ソフィアは最近の情報だと、次々と新店舗ができているそうです。
サワードゥ・ソフィア:https://sourdoughsophia.co.uk/
“イギリスを駆け巡る”旅の終わりに
コンウィとリッチモンドでは、ゲストハウスと呼ばれるパブの2階に宿泊です。
パブの上なので部屋数はあまり多くないのですが、室内も広く、ホテルよりもずっとリーズナブル。
コンウィはホテルも少ないので、比べる対象が難しいのですが、リッチモンドのゲストハウスではロンドン市内のお得なホテルの半額くらいで泊まれて広さは倍くらい。また、階下のパブの食事の割引もあったりと、なかなか快適なのでおススメです。
簡易的な朝食も部屋に備えられ快適な滞在でした
そして、旅の反省事項がひとつ。
イギリスの駐車場は短い時間のショートタームと、翌朝までなど長時間停められるロングタームに分かれています。
いずれも前払い。
コンウィで翌朝までロングタームの駐車場に停めたのですが、料金支払いの機械を見落としてしまい、支払いをしてなかったら・・・、翌朝しっかり黄色の反則金のシールが貼られてしまいました。
慌てて、スーパー内にある郵便局で罰金を支払ったのですが、オンラインで後日支払うよりもずいぶん割引がありました。反則金の割引とは、日本では考えられないですね。
今回の旅、5泊7日で1,500キロ。
イギリスの駐車事情もたくさん学習しました。
円安が長期に渡り、次の渡英予定はまったくありませんが、引き続きイギリス情報を発信していきたいと思います。
