夢みた三大都市のクリスマス
わたしが思う世界の三大都市、ニューヨーク、ロンドン、パリでクリスマスを体験したい、それはわたしの長年の夢。そして、それが叶ったのが昨年の12月。
もうかなり古い話しになりますが1990年代に暮らしていたアメリカ、そしてニューヨーク。
初めて見たニューヨークのクリスマスは涙が出るほど素晴らしかった。
それから四半世紀を経た2015年、イギリスに初上陸。
当時アメリカ好きだったわたしは、初上陸で瞬く間にイギリス好きになってしまいました。
そして、2024年12月、念願かないロンドンと日帰りでパリにも滞在し、ロンドンとパリの2都市のクリスマスを満喫しました。
念願の三大都市のクリスマスを制覇したのです。
今回は、少し時間が経ってしまいましたが、わたしが体験した2024年のロンドンのクリスマスを紹介させていただきます。
イギリス好きになったきっかけ
そもそもアメリカ在住経験のあったわたしがイギリス好きになったきっかけは、家族の影響です。それは、どうしてもイギリスで学びたいことがあると進学先の大学や住むところも自分で決めて渡英した長男のおかげ。
本来なら息子が英国生活を始めて、親としても早く留学先の環境をみておきたいところだったのですが、”慣れたころに来て”と出発前に言われ、ようやく実現したわたしの初渡英が2015年。
その時から、わたしのイギリス好きライフが始まりました。
ちなみに息子は4年間もイギリスに滞在していたのに、息子の滞在中わたしが渡英できたのは、この最初の一度だけ。今から考えると、ちょっともったいなかったような気がしています。
そして昨年12月、わたしの「イギリスに一緒に行かない?」という誘いに、「本帰国してからしばらくイギリスに行っていないから」と、奇跡的に同行してくれた長男と、9年ぶりにロンドンを一緒に街歩き・・・のはずが、ほとんど別行動。(笑)
街を彩るクリスマスイルミネーション
ひとりで気ままに闊歩するフェスティブシーズンのロンドンは、あっちもこっちも素敵なクリスマスの飾りで、見るのが忙しい。
建物全体がクリスマスの飾りになっているPUBもありました。
お決まりのハロッズやフォートナム&メイソンもたくさんのイルミネーションを見る人がいましたが、特にボンドストリートの高級ブランドショップのイルミネーションでは観光客で溢れていました。
円安のせいか、滞在中イギリス国内で日本人には会ってないと思ったのですが、さすがにこのボンドストリートでは、日本人を見かけました。
季節を感じる、街中のクリスマスソング
路上で出会うクリスマスソングの演奏やホテルの中で合唱されるクリスマスソングは、ロンドンでこのシーズンならではです。
クワイアのクリスマスソングのパフォーマンスは、たまたまクリスマスイブにハイドパーク(Hyde Park)のウィンターワンダーランド(Winter Wonderland)に行く途中に立ち寄ったホテル、ザ・コノート(The Connaught) で聴くことができました。
聴いている人は少なかったのですが、イヴに聴く生のクリスマスソングは、最高でした。
典型的なクリスマスのドレスでおめかししたお嬢さんたちと、クリスマスソングを聴くことができた
サマセット・ハウスのスケートリンク
ロンドンの冬の風物詩のひとつ、サマセット・ハウス(Somerset House)のスケートリンク。
最寄駅は地下鉄チャリングクロス(Charing Cross)駅。
印象深いプラットフォームの壁画をほれぼれと眺めたあと、途中サボイホテル(Savoy Hotel)のクリスマスツリーを宿泊者ではないため、遠慮がちにサクッと見て、サマセット・ハウス(Somerset House)へ向かいました。
この日も、多くの人がスケートを楽しんでいました。
ロンドンの冬の風物詩『ウィンターワンダーランド』で童心に返る
そしてロンドンの冬の風物詩といえば、なんと言っても、ハイドパークに11月中旬から1月初旬に現れる巨大遊園地、ウィンターワンダーランド。
ハイドパークは、新宿御苑、代々木公園、上野公園、明治神宮の森を全部合わせた広さ。
そこに移動遊園地を作るんだから、規模が違う。
息子と17:30入り口で待ち合わせし、合流。
ゲートは4つありますが、わたしたちはゴールドゲートから入りました。
ウィンターワンダーランドは、アプリで事前に入場する時間帯を予約して入るシステムをとっています。
ゲート前には多くの人が並んでいましたが、入園はまずまずスムーズ。
中に入るとたくさんのアトラクションがあり、ワクワクしてきました。
ただ、どのアトラクションも大勢の人が並んでいて時間がかかりそう。
そこでわたしは少し別料金を払うと待ち時間ほとんどなく乗り物に乗れるファストパス的なものを選んで、”AERONAUT”にトライしました。
長い鎖に繋がった椅子がくるくるくるくる回りながら、かなり高いところまであがっていく乗り物で、物をもって乗ると飛ばされるからと、手荷物はほとんど持たず下に置いていきました。
ちょっと不安でしたが、手荷物は無事。
最初は携帯カメラで景色動画を撮っていましたが、上にあがっていくと風も強くなり、景色を撮っている余裕がなくなってしまいました。
息子はジェットコースターにも乗っていましたが、わたしはこの系のアトラクションは苦手なので、これはそばで待機。
食べ物の屋台もたくさんありました。
でも、人も多かったためハイドパークの中では食べず、ホテル近くでイヴの夜のディナーはチキンティッカマサラ。
息子曰く、チキンティッカマサラはどこで食べてもはずれがないそう。
確かにおいしかったです。
クリスマスを満喫し帰国の途へ
クリスマスイブを満喫し、翌日クリスマスの日に帰国の途に。
12月26日、羽田に到着し荷物を待っていたら、スーツケースに見慣れぬタグが付いているではないですか。
何かと思えば、タグには”Magical Holiday Season with JAL 2024″と書かれていて、
JALからの粋なはからいでした。
日本へ本帰国し自立生活を送る息子が、母とクリスマスにイギリス旅行をしてくれたというミラクル。
これがわたしにとっての最高のクリスマスプレゼントだったことは言うまでもありません。
ウィンターワンダーランドは毎年開催されています。
いつか、みなさんもぜひクリスマスシーズンのイギリスを訪れてみてください。
歩いているだけで、ワクワクしますよ!
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